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福島に「酒米研究会」設立 生産者と企業が連携

7/15(土) 10:55配信

福島民報

 県北地方の酒造好適米生産者と福島市の金水晶酒造店、福島大、JAふくしま未来、県などは14日、酒米の地元利用促進に向けた新組織「福島地域酒米研究会」を立ち上げた。研修会や情報交換会を通じて酒米の地産地消の機運を高める。
 県県北農林事務所管内の酒米生産量は年間50トン程度で、主に県内に流通している。さらなる需要拡大と生産量増加に向け、生産者と酒造会社らが情報を共有する。県水田畑作課によると、県内で同様の組織が発足するのは初めて。
 国は2018(平成30)年度にコメの生産数量目標の配分を廃止する方針で、主食用から非主食用への作付け転換が課題となっている。非主食用の一種である酒米は酒造会社との契約栽培となる場合が多く、農家の収入安定につながると期待されている。
 酒造会社の需要が高まれば、生産量を増やせる。酒造会社にとっては、地元産の酒米をふんだんに使用している点がPR材料となる。
 福島市で設立総会を開き、会長に選出された未来農業の丹野友幸社長があいさつした。今年度は8月に水田や酒蔵の視察、情報交換会、来年3月に検討会を開く。

福島民報社

最終更新:7/15(土) 10:57
福島民報