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小・中学生がこぞって掲げる将来目標は「お金持ち」から「安定」へ

7/15(土) 11:40配信

投信1

小・中学生が目指す将来の目標は「安定」

非公式な調査ですが、都内の小5~中3の男女50人ほどを対象に「将来の目標」を尋ねた結果がもたらされました。そこでは成績のよしあし、家庭の経済力に関係なく、ほぼ全員が「安定」と答えています。

「安定って具体的にはどんな人生?」
「出世しなくても、面白くなくてもいいから、困らずに生きていけること」

自分の将来像に欠かせないキーワードに「安定」を掲げるのは男子ほど多く、この調査ではなんと100%でした。

女子には若干ですが、具体的な職業を挙げた人もいます。語学力を生かしたいから通訳、人材不足なので必ず就職できるから保母、また時代を反映してアニメ関係、声優という答えがあります。しかし、あくまでも小数。圧倒的に多いのは、やはり「安定」です。

「安定には、退屈がつきまとうよ。毎日、毎日、同じことをしながら一生涯、生きていける?  退屈のあまり、遊びに夢中になって、人生を棒に振った人は少なくない。退屈は、こわいよ」
「それでもいいよ。生きていけなくなって困るよりはマシだから、我慢する」

小・中学生の親世代が目指した将来目標は「お金持ち」だった

近年、公務員を志望する子どもたちが多い理由も、安定があるからでしょう。背景には親の希望があることは想像できます。では、親が小・中学生だった時代にはどんな将来を望んでいたのでしょうか。

25年ほど前、バブル崩壊前後とはいえ、まだまだ好景気。永遠に経済成長が続くと誰もが信じて疑っていない時代でした。卒業を間近にした中3女子から、サイン帳を見せられたことがあります。

30~40名ほどが書きこんだサイン帳には思い思いの短文や絵があり、末尾が「将来の目標」欄です。そこには1人を除いて、どのページも「お金持ち」と記されていたのです。

「コックさんでも、学校の先生でも、アナウンサーでも、芸能人でも何でもいいから、なりたい職業はないの?」
「ないこともないけど、まずはお金持ちになれるかどうか。お金持ちになれる職業が見つかったら、それを目指してがんばる」

お金持ちを目指していた25年前の中学3年生が親になり、わが子に「安定が一番」だと教えていることになります。

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最終更新:9/2(土) 23:00
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