ここから本文です

息が臭いのは病気? 口臭の原因と簡単な対策法

7/15(土) 20:15配信

All About

◆口臭の原因は口内とそれ以外の2つに分けられる

一言で口臭といっても原因はさまざま。口の中にある原因があるものと、口よりも奥の部分や他の病気が原因のものの2つに大きく分けられます。以下で詳しく見てみましょう。

◆1. 口の中に口臭の原因がある場合

日常的に強い口臭の原因になるのは、糖尿病などの全身的疾患などの影響を除けば、口の中の原因であることが多いです。なかでも一時的に臭いが強くなるのは、食べ物が原因のことが多いと考えられます。

■歯ぐき、歯の神経の炎症による口臭
プラークが付着している部分は、細菌感染が起こっているため、歯ぐきが炎症を起こして腫れ、出血などが起こりやすくなります。出血すれば血の臭いが、膿が出れば膿の臭いが口臭になります。さらに歯ぐきを構成するタンパク質成分が細菌によって腐敗し、強い口臭になることがあります。

■食べカスなどが出す臭いによる口臭
虫歯の穴の中や歯の間などに、食べカスが挟まったままになることがあります。食べ物に含まれるタンパク質が細菌によって分解されて腐敗状態になると、強い臭いの原因になります。

■密集した舌苔(ぜったい)による口臭
舌苔とは、歯の表面に白く見える凹凸が異常増殖した状態です。少し白い程度が正常ですが、突起の量が増えたり長さが長くなったりして、まるでビロードのようになると、先端のタンパク質が分解されたり、突起の隙間に細菌や、食べ物などが残りやすくなるため、口臭の原因となります。

舌苔は、舌の不衛生が原因ではありません。体調を示すバロメーターと考えられ、量や形が変化するため、異常増殖した場合は、体のバランスが整っていない可能性があるため、体調が改善すれば、自然に量も減少してきます。

◆2. 口よりも奥に口臭の原因がある場合・病気が潜んでいる場合

口の中に口臭の原因がない場合、肺から吐き出される空気に臭いがついていることが多いです。内臓からの口臭の原因と聞くと、胃から発生する臭いだと思う人も多いようですが、胃の入口部分には弁があり臭いが口の方に上がってこないようになっているため、げっぷなどをしなければ、胃の中の臭いが外に漏れることは通常ありません。

肺からの臭いは、主に血液中に取り込まれている臭い成分が、肺でのガス交換によって空気中に排出されることで起こります。ニンニクなどを食べると口臭が強くなるのはこのためです。

■食品による臭い
ニンニクやニラ、キムチ、アルコール、コーヒーなどの食品を摂取した後、口臭が起こることがあります。ニンニクやアルコールなどは、腸で吸収されて血液中に取り込まれ、それが肺からのガス交換によって吐き出されるのです。

キムチやコーヒー、タバコなどは、粘膜の表面に付着した食品自体の臭いも発生原因となります。

■全身疾患による臭い
糖尿病などは、他の口臭のような刺激がある臭いではなく、甘酸っぱい独特の臭いがします。肝疾患などの肝機能が低下するにしたがって、アンモニア臭が強くなります。気管支系の疾患があれば、タンパク質の腐った臭いが考えられます。

1/2ページ

最終更新:7/15(土) 20:15
All About