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最近話題になっている「世界大学ランキング」とは?

7/15(土) 10:07配信

ベネッセ 教育情報サイト

ここ数年、注目が集まっている「世界大学ランキング」。新聞やインターネットで、ニュースを読んだという方もいるのではないでしょうか。「今年は日本の大学が○位にランクインした」という話題が目につきますが、実際にこのようなランキングは、そのような仕組みで順位が決められ、どのような価値を持っているのでしょうか?

世界の大学をさまざまな指標に基いて順位付けした国際的なランキング

一般的に世界大学ランキングとは、さまざまな指標によって順位付けした国際的な大学ランキングを指します。こうしたランキングは、ひとつだけでなく複数存在します。イギリスのタイムズ・ハイヤー・エデュケーションが発表している「THE 世界大学ランキング」、同じくイギリスのクアクアレリ・シモンズ社が公表している「QS 世界大学ランキング」、中国の上海交通大学が発表している「世界大学学術ランキング」などが代表的なものです。

最近、よくメディアで取り上げられるランキングは、「THE 世界大学ランキング」を指す場合が多くなっています。「THE 世界大学ランキング」の2016-2017年版の上位10大学は右の表の通り、欧米の名門大学が並んでいます。日本の大学で100位以内に入っているのは東京大学(39位)と京都大学(91位)の2大学です。

優れた研究をしている大学が高く評価される

「THE 世界大学ランキング」はどのような仕組みで大学のランキングを決めているのでしょうか? ランキング順位は5つの領域の13の指標に基いてスコアを算出し、総合点で決められています。
5つの領域の構成は「教育力」(30%)、「研究力」(30%)、「論文の引用数」(30%)、「国際性」(7.5%)、「産業界からの収入」(2.5%)となっています。「論文の引用数」とは、その大学が公表している論文が全世界の研究者にどれだけ引用されたかを示しています。また「産業界からの収入」は、その大学の研究に対して、企業がどのくらいお金を出しているかを評価します。「研究力」と「論文の引用数」だけで60%を占めますから、「THE 世界大学ランキング」は優れた研究をしている大学が高く評価されるランキングだと言えるでしょう。
「THE 世界大学ランキング」では、世界の980大学がランクインしています。お子さまが将来、留学を考えているのであれば、こうしたランキングを参考にするのも良いでしょう。また、日本の大学に進学する際、このランキングをどう参考にすればよいかは、機会を改めてご紹介します。

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