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うだる北海道、真夏日10日連続

7/15(土) 7:13配信

北海道新聞

7月としては20年ぶり

 記録的な暑さが続く道内は、14日も各地で気温が上がり、帯広市などで最高気温が36・2度に達するなど、全道173観測地点のうち11地点で35度以上の猛暑日となった。36・1度を記録した十勝管内幕別町糠内など13地点で、7月として観測史上最高を記録。道内上空にとどまっている二つの低気圧の間に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み続け、暑さを長引かせている。

道内10日連続真夏日 7月は20年ぶり 猛暑日も4回目

 道内で最高気温が30度以上の真夏日となるのは10日連続で、札幌管区気象台によると、7月としては1997年以来20年ぶり。札幌市は34・9度、旭川市は32・9度で、ともに今年の最高気温を更新した。

 道内では熱中症とみられる症状で救急搬送される人が相次いだ。北見市の北見工業高で生徒14人が吐き気や頭痛を訴えて病院に運ばれたほか、小樽市で4人、旭川市で3人など少なくとも計31人が救急搬送された。いずれも命に別条はないという。

 気象台によると、道内の7月1~10日の平均気温は平年を3・1度上回り、1961年の統計開始以降、2013年に次いで2番目に高かった。11日以降も真夏日が続いている。

上空が暖気の「通り道」に

 道内で厳しい暑さが続くのは、8日ごろから上空1万2千メートル付近の偏西風が弱まったことで、北海道の北西と北東に低気圧が停滞したため。二つの低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、北海道上空が暖かい空気の「通り道」となっている。

 加えて日本列島南側の太平洋には大きく張り出した高気圧があり、暖気がさらに流れ込みやすい気圧配置となった。晴天が続き、日差しによる気温上昇も重なった。

 日本気象協会北海道支社の木村義昭気象予報士は「今回と似た気流や、気圧配置のパターンは過去にもあったが、今年はその度合いが強く、記録的な暑さにつながった」とみる。

北海道新聞

最終更新:7/24(月) 15:06
北海道新聞