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北前船寄港地フォーラムが開幕 岡山など4市長が観光戦略を討論

7/15(土) 0:15配信

山陽新聞デジタル

 江戸、明治期の海運を担った「北前船」ゆかりの都市が交流する「第20回北前船寄港地フォーラムinおかやま」(岡山、瀬戸内、倉敷、玉野市と山陽新聞社などでつくる実行委主催)が14日、全国54自治体と観光関連企業などの約500人が参加して岡山市で開幕した。「古(いにしえ)からの交通の大動脈『瀬戸内海』と国際交流~そして未来へ~」をテーマに地域振興や広域観光について話し合った。

 初日のメイン会場の岡山コンベンションセンター(同市北区駅元町)では、倉敷天領太鼓の演奏に続き、実行委会長の越宗孝昌山陽新聞社会長らがあいさつ。フォーラム最高顧問の大橋洋治ANAホールディングス相談役(高梁市出身)が基調講演した。

 パネルディスカッションの第1部は、開催4市の市長が岡山の観光戦略を討議した。大森雅夫岡山市長は広島、高松、松山市との瀬戸内海観光プロモーションを紹介して「多様な連携を取っていくべき」と指摘。武久顕也瀬戸内市長、黒田晋玉野市長は「認知度を上げる」「自分たちのまちに自信を持つ」とポイントを挙げた。伊東香織倉敷市長は、北前船と同時に日本遺産に認定された繊維産業の「歴史、文化を生かす取り組みに力を入れる」と強調。互いに瀬戸内海をはじめとした地域資源を磨き、誘客につなげていくことを確認した。

 また、来年春の第23回フォーラムは中国・大連市で開催することを発表した。

 フォーラムは2007年に始まり中四国初開催。最終日の15日はシンポジウム(瀬戸内市牛窓町公民館)などがある。