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低価格・充実したカメラ機能 若者たちがファーウェイ製スマホを選択する日は近い?

7/15(土) 7:01配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 スマホ市場で世界シェア1位のサムスン、2位のアップルに次ぐ企業、ファーウェイ。月額料金が安くなるSIMフリー用のスマホ分野では去年7月時点で販売台数トップに躍り出ており、アップルが優勢な日本市場でもその勢いが止まらない。

 1987年に創業した中国の通信機器メーカーであるファーウェイは2005年に日本法人を設立。本社をビジネス街を東京・丸の内に構え、横浜には研究開発、部品調達を行う「日本研究所」を擁している。年内には千葉に大型研究所の建設を予定しており、世界市場に向けた「研究ラボ」の施設になる見込みだ。

 ケータイジャーナリストの石野純也氏は「もともとファーウェイは、ネットワーク機器を電話会社に納めている企業だった。それが徐々にケータイやスマートフォンなどの端末を作り始めるようになり、5年ぐらい前からはマーケティングにも力を入れるようになった。端末のバリエーションも増やし、技術開発・研究開発に力を入れて、ここまでシェアが大きくなった」と話す。

 ビックカメラAKIBAの長崎誠さんによると、ファーウェイのスマートフォン最新機種「P10」はカメラの機能が優れており、ビジネスマンに人気があるのだという。

 「P10」の特徴はデュアルレンズにある。カラー用のレンズに加え、2000万画素のモノクロレンズで撮影することで、より繊細な質感やコントラストを実現。写真の出来上がりにフィルムで撮ったかのような深みが加わるという。一方、iPhone7 Plusのデュアルレンズは広角レンズと望遠レンズの組み合わせで構成され、写真全体の美しさは際立つものの、深みや質感はP10のほうが秀でているといわれている。

 また、P10には「ナックルジェスチャー」という機能がある。これは指の関節でスクリーンショットなどが簡単に実行できる機能で、関節で写真に円を描くと該当部分だけをトリミングすることもできる。この機能は指先では実行できず、P10が関節と指先の違いを見分けることができるユニークな技術を搭載していることがわかる。

 同社は、IT企業が多数集まる深セン生まれ。「日本で言えばNECのような企業。深センは秋葉原を大きくしたようなところで、経済特区としていろんな企業が集まっている。日本では聞き慣れないメーカーでも、シェアを伸ばしているメーカーが出てきている」(石野氏)

 また、初任給は40万円で、日本で人材を調達していることも話題だ。

 日経ビジネスチーフ企画プロデューサーの柳瀬博一氏は「経営がとてもおもしろい。CEO3人が“輪番制“を取っていて、半年でどんどんCEOを変えていく。さらに社員持株制度があり、10数万人いる社員のうち8万人が株を持っている。だから利益が上がると社員の給料も一気に上がる。また、戦略的にあえて非上場を貫いており、社員の結束も強い。現在約170カ国に進出して各国に研究所を設けている。そういう意味ではグローバルカンパニーで“中国企業“ではなくなりつつある」と話す。

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最終更新:7/15(土) 7:01
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