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食べて、買い物して、美肌になって。ソウルで今、おすすめのスポット

7/15(土) 11:10配信

朝日新聞デジタル

【&Discovery】

 横には、りりしい顔でまっすぐ前を見据える、王宮を護衛する兵士。悠久の歴史を感じる王宮を背に、韓服で「はい、チーズ」! 東京からやってきたばかりだというのに、いきなり異次元にぽんと立たされたような、不思議な感覚だった。

【写真】プライベートブランドの海苔(左)とごま油は、厳選された素材

 ここは、女性にとって魅力的なスポットがあふれる、お隣の国、韓国の首都ソウル。グルメ、ショッピング、エステの人気スポットの中でも、特に注目の場所ばかりを女性記者たちが巡る旅に参加してきた。

 日々仕事に追われ、肌も心もカサカサな筆者。そんな自分に少しでも潤いを与えるべく体験してきた、女子にうれしい旅とは――。

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韓服を着て王宮を歩き、お姫さま気分

 まずは、昔ながらの町並みが残る三清洞(サムチョンドン)にある韓服(ハンボク)のレンタルショップに向かった。この一帯は、朝鮮王朝時代の王族に仕える身分の高い人々が住んでいたエリアで、かつては高級住宅地だったという。王宮である景福宮(キョンボックン)までは、歩いてすぐという距離だ。伝統家屋が立ち並ぶ路地や王宮を、韓服を着て散策するのが、いまソウルでは人気だという。

 レンタルショップに足を踏み入れると、色とりどりの韓服がところせましと並んでいて、ちょっとわくわくする。「この中からお好きなチマとチョゴリを選んでください。こちらが伝統的な形。あちらの裾がふわっと広がったチマは、いま韓国の若者の間でも人気のスタイルです」と店員さん。ちなみに日本では、韓国の伝統衣装を「チマチョゴリ」と呼ぶが、チマはスカート、チョゴリは上着という意味だそうだ。

 私は色鮮やかな赤いチマが一目で気に入った。「赤いチマは若い女性を意味するんですよ」と店員さんは言うが、そんなことはおかまいなし。白いチョゴリを合わせ、髪飾りをつけて、いざ街へ!

 1395年から500年以上にわたって朝鮮王室の住まいだった景福宮の敷地内をめぐった。水刺間(スラッカン)という台所や、外国の使節をもてなす場所だった、池の中にたたずむ慶会楼(キョンフェル)なども見て回る。王さまたちは何を食べ、どんな暮らしをしていたのだろう――遠い昔へと思いをはせた。最初は照れくさかった韓服も、なんだかちょっと板に付いてきた気がする。しまいには着替えるのがちょっと惜しいような気持ちになった。

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