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ホークス柳田、一足早く本塁打王 鈴木大地に感謝「賞金ちょっとだけあげたい」 連覇のカギは松田!?

7/15(土) 6:04配信

西日本スポーツ

■鈴木に賞金おすそわけ

 ◆オールスター・全パ6-2全セ(14日・ナゴヤドーム)

 柳田がバットを担ぎ背筋を伸ばした。とどめを刺す気満々だった。試合前の本塁打競争。ご当地ゲレーロとの決勝は後攻で、4-4に追いついていた。7球までの打ち損じも、まだ3球ある。ここで終了が宣告された。出場選出時の得票数が上。ルール上、同点で勝ちだった。「やめさせられました」と拍子抜けながらも、4年連続6度目の挑戦で初V。前半戦3冠男が投手役の鈴木と握手した。

【写真】パンチパーマをあてた柳田、そのワケは…

 「大地が打ちやすいところに投げてくれたことに尽きます。でも、これだけの強打者で1番になれたのは素直にうれしい。賞金(50万円)は…大地にちょっとだけあげたいと思います。ちょっとだけ(笑)」

 水色とピンクの手袋にスパイク。MLB球宴の本塁打競争を制したジャッジ(ヤンキース)で記憶に新しい。メーカーが共通だった。両軍4番対決となった初戦は筒香に3-2。迎えた決勝は、先攻ゲレーロが右翼席の大声援の中、球を選びに選んで4本を放つ。柳田は2振目の右越えから反撃を開始。右翼4階席への特大弾も披露し、4本目は代名詞の左中間だった。

 内野送球が「打ちやすそう」と見込んだ鈴木とのコンビも2年目で結実した。初出場から毎年決勝進出も、V逸3度のシルバーコレクター。衆目にさらされる競争を「嫌です」と公言し、今回も「なんで俺ばっかり」と愚痴っていたが「出たくても出られない人もいる。ファンの方にも選んでもらった。楽しもう」とエンジョイ思考で制した。

■連覇のカギはマッチ!?

 フリー打撃から球場がどよめいた。練習が娯楽になる飛ばし屋。自身も圧倒的な飛距離に触発されてきた。ゴルフ好きが高じ、見つけた動画。「『世界ドラコン選手権』ってあるんすよ。めっちゃごついやつらが打った後に『ウォーー!!』とかほえて」。トーナメントプロと違い、ウエアがはち切れんばかりに筋骨隆々の選手。400ヤードはざらで、世界記録は500ヤード超という。ぶっ飛んだ世界に「えぐい」と魅せられた。

 試合では初の全パ4番で2タコ。第2打席は背骨の鳴る空振り三振で沸かせた。「その前が中途半端な一ゴロ。しっかりバットを振れたので悔いはないです。紙一重」。第2戦も本塁打競争から登場。連覇のカギを「松田さんが『投げたい』と言ってきてる。それをどう阻止できるか」と解説した。

◆本塁打競争ルール

 球宴出場選手のうち、条件を満たした選手を対象にファン投票で選ばれたセ、パ2選手ずつが出場。7アウト制で見逃しはカウントせず、空振りやファウルを含め本塁打以外はアウト。後攻の本数が上回った場合はその時点で終了する。同数の場合は準決勝、決勝とも(1)本塁打競争ファン投票の得票上位(2)今年の公式戦で本塁打数上位(3)昨年の公式戦で本塁打数上位-の順で勝者を決める。決勝のみ、0本で同数の場合は引き分け。

西日本スポーツ

最終更新:7/15(土) 6:04
西日本スポーツ