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トヨタ新型アクア試乗レポート|5年目のマイナーチェンジは乗り心地にも大きな改善を与えていた。

7/15(土) 12:04配信

オートックワン

新型アクア試乗レポート|ユーザーがアクアに求めるものとその答え

「クルマは日常の移動手段」と割り切りながら、実際に選ぶ時には、運転の楽しさとか、カッコ良さを求めるユーザーは少なくないと思う。

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トヨタ アクアが堅調に売れているのも、このようなニーズがあるからだろう。全長が約4mの実用的なコンパクトカーだが、ハイブリッド専用車で燃費が優れ、全高(車高)を1455mmに抑えたボディスタイルは5ドアクーペ風でカッコイイ。ハイブリッド車とあって価格は売れ筋の“S”でも180万円を上まわり、コンパクトカーでは高価だが、多くのユーザーが買い求めた。

国土交通省の統計では、乗用車の平均年間走行距離は約1万kmとされる。この程度の距離ならば、ハイブリッドの高コストを燃料代の差額では取り戻せず、約40万円安いトヨタヴィッツの1.3リッターモデルを買う方が割安だ。それなのにアクアは走行距離が少ないユーザーの間でも人気が高く、損得勘定を超えた魅力で売れている。

そんなアクアが2017年6月19日にマイナーチェンジを受けた。発売から5年半を経過しており、フルモデルチェンジを受けても良い時期だが、今は世界的に見ると車種数が増えて環境や安全への対応も多様化した。価格の低下もあり、フルモデルチェンジを行う周期が長引いて基本設計の古い車種が増えている。ゆえに1車種当たりの人材を含めた開発コストが抑えられ、マイナーチェンジで済ませるわけだ。

アクアのマイナーチェンジの詳細は「トヨタ新型アクアマイナーチェンジ最新情報」で触れたから、今回は試乗した印象をお伝えしたい。

グレードは“G ソフトレザーセレクション”であった。

内装、外装デザイン共にスポーティ感を増した新型アクア

まずは外観だが、フロントマスクのボリュームが増している。以前は鋭角的な形状だったが、改良後は丸みが伴って存在感を強めた。全長も55mm伸びて4050mmになっている。

内装デザインに関しては、インパネの見栄えが向上した。メーターがインパネ上部の中央付近に配置されるため、以前はハンドルの奥側が少し味気ない印象だったが、シボ(表面の模様)の変更もあって質が高まった。

カーナビやエアコンのスイッチが収まるインパネの中央部分には、光沢のあるパネルが収まる。助手席の前側には柔らかい表皮が巻かれ、ソフトパッドではないが手触りが良い。発売当初から数回にわたって変更を受け、これまでの質感に対する不満はほぼ解消されたと評価できる。

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最終更新:7/15(土) 12:04
オートックワン