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奄美3島協力し活性化へ 「西郷どん」事業で初会合

7/15(土) 11:39配信

南海日日新聞

 大河ドラマ「西郷(せご)どん」奄美群島担当者会議の初会合が14日、和泊(わどまり)町の西郷南洲記念館であった。龍郷(たつごう)(奄美大島)、天城(あまぎ)(徳之島)、和泊、知名(ちな)(沖永良部島)の3島4町から「西郷どん」プロモーション事業などに取り組む官民の関係者14人が出席。ガイドブック製作など共通する事業で互いに情報提供し合うことを確認し、まち歩きガイドの養成など今後の課題について意見交換した。

 会議は、西郷隆盛を題材とした来年のNHK大河ドラマ放送を地域活性化につなげる事業に取り組む各自治体の関係者が連携し、情報発信などさまざまな面で相乗効果を生み出すことが目的。それぞれの町のこれまでの取り組みや今後の事業計画を紹介した。

 事業計画では、まち歩きガイドの人材育成や西郷どんガイドブック製作に加え、和泊町は西郷南洲フォトコンテストや書道展、おもてなし講演会の開催など住民の機運醸成にも取り組む。龍郷町は西郷をPRするランチメニューやスイーツの開発、ロゴマーク作成などの案を示した。

 出席者からは「一過性のブームでなく、ドラマ放送終了後も持続して観光に生かしていけるよう3島が連携し知恵を出し合おう」などの意見があったほか、今後、ガイドブックやガイド用の法被などに3島で統一性のあるフレーズを盛り込もうとの提案があった。

 天城町の出席者は「西郷の足跡を追って徳之島まで旅行に来る人たちは歴史をよく勉強している。地元ガイドの知識が不足していれば逆に満足度が下がると懸念される」と指摘。ガイド人材育成の重要性を主張した。

 天城町商工水産観光課の盛山和真さんは「他町の取り組みを知り刺激になった。一番(の課題)はガイド養成だと改めて感じた」。和泊町企画課の安田拓さんは「他の島で具体的にどんな取り組みが行われ、今後計画されているかが、よく理解できた。連携で効果が上がる事業もある。しっかり情報共有していきたい」と話した。

 出席者は13日、沖永良部島内の西郷ゆかりの地を巡った。第2回会合は9月、徳之島で開く。

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/15(土) 11:39
南海日日新聞