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【ブラジル】GRU空港職員がまた 麻薬密輸関与で逮捕

7/15(土) 2:23配信

サンパウロ新聞

 ブラジルの主要な空の玄関口の一つであるグアルーリョス空港(サンパウロ州)の職員4人が、国際的な麻薬取引に関与していたとして連邦警察に逮捕された。4人のうちの1人は空港内で、2人は自宅で、そしてもう1人は逃走を図ろうとしていたところを捕まった。この4人からは犯罪行為の報酬とみられる合計50万レアル(約1750万円)以上の現金が見つかった。この4人以外に、さらに3人の職員が麻薬取引に関与したとみられているが、その3人は現在逃亡している。伯メディアが9日付で伝えた。

 報道によると、麻薬取引にかかわっていた空港職員らは今年6月7日、2個のスーツケースの到着先をサンパウロ州のリベイラン・プレトからポルトガルのリスボンに密かに変更させた。スーツケースにはそれぞれ純度の高いコカイン30キログラムが詰められていた。

 これらのスーツケースを預けた男2人は、国際線では荷物の保安検査が義務付けられていることから、同検査が義務付けられていない国内線の荷物として預けた。そして、麻薬密輸にかかわっている空港職員らは、同空港内に2000台設置されている監視カメラの死角になっている場所で、その2個のスーツケースを国内線エリアから国際線エリアへと載せ変えた。

 グアルーリョス空港内にある連邦警察事務所の責任者によると、今回の麻薬密輸には空港職員を含む11人が関与していた。また、2個のスーツケースに詰められていたコカインの価格は合計で1000万レアル(約3億5000万円)以上とみられている。

 同空港では2016年にも、今回と同じような麻薬密売グループの摘発があった。その時は、空港から業務を委託されていた業者の職員15人が連邦警察によって逮捕され、550キログラムを超えるコカインが押収された。

サンパウロ新聞

最終更新:7/15(土) 2:23
サンパウロ新聞