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ホークス千賀、球宴先発で2回無安打 父母ら見守る地元愛知で「本塁打打たれなくてよかった~」

7/15(土) 6:04配信

西日本スポーツ

 ◆オールスター・全パ6-2全セ(14日・ナゴヤドーム)

 輝きを増している“育成の星”が新たな足跡を残した。全パの千賀が2回無安打無失点。初のファン投票選出で、育成ドラフト出身では初の先発登板をナゴヤドームで果たした。愛知県蒲郡市出身の右腕は「ホームランを打たれなくてよかった~」と笑った。

【写真】2012年に入団会見する千賀、牧原、甲斐

 左背部の張りなどから約1カ月ぶりに復帰してまだ間もない。初回先頭の糸井は決め球のフォークを見送られ四球となったが、最速151キロの直球の球威は十分。打者7人、入りは全て真っすぐだった。2回2奪三振は、救援で初出場した2013年の2回5奪三振に及ばなかったが、故障からの回復途上であることも踏まえれば十分だった。

 多くの知人が見守る中でのマウンドだった。父直伸さん(57)は「何か持ってるものがあってこういうところに来られたと思う」と感慨にふけり、母和江さん(48)は「すごい巡り合わせ」と生観戦を喜んだ。スタンドから聞こえる「お帰り」の声に、右腕は自然と気持ちを高ぶらせた。

 ナゴヤドーム開業の1997年、当時4歳の千賀は父に手を引かれ足を踏み入れた。あれから20年後の大舞台。名古屋入りした第1戦の前日にはホークスの仲間と食事に出かけたが、親交のある吉見(中日)からお店を教わる好アシストで全パの3年ぶり白星に“貢献”した。「(ファン投票で)入れてくれた人たちの理想とするピッチングはできなかった。シーズンを見据えてやっていきたい」。3月のWBCで世界にもその名を知られるようになった右腕が、次代の野球少年に夢を与えた28球だった。

西日本スポーツ

最終更新:7/15(土) 6:04
西日本スポーツ

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