ここから本文です

伊能忠敬像建立、募金伸び悩み… ゆかりの地・香取市 うちわで事業周知

7/15(土) 10:16配信

千葉日報オンライン

 千葉県香取市内の有志でつくる「伊能忠敬翁銅像建立委員会」(香取市佐原ロ)が実施している、伊能忠敬没後200年記念銅像の建設費をまかなうための募金が伸び悩んでいる。開始から9カ月が経過した13日現在、募金額は872万6千円で、目標額の2400万円の3分の1程度にとどまる。銅像の発注時期を9月、完成を来年4月ごろに設定する中、建立委事務局の同市企画政策課は「対策を講じて目標額に近づけたい」と話している。

 忠敬は来年5月に没後200年を迎える。

 市は、返礼なしの「ふるさと納税」で銅像建立のメニューを設けている。当初は9月末までの実施だったが、募金額が伸びないため、12月末まで延長することを決めた。専用振り込み用紙による振り込みは、当初の予定通り9月末で終了する。

 同課によると、これまでは個人による寄付が多かったため、今後は法人への呼び掛けを強化し、まとまった額の寄付金を狙う。また、事業を周知するうちわを作製。今月から市のイベントなどで配布し、寄付につなげようとしている。

 今回の募金は、自治体や地方公共団体への寄付に該当するため、税法上の優遇措置を受けられる。

 銅像の建立場所は、市の玄関口で人の目に多く触れるJR佐原駅。デザインと作製は、同市出身で日展会員の彫刻家、木内禮智氏に一任する。忠敬が北極星を頼りに測量していたことから、銅像の正面を北側(駅舎左端)にするという。

 問い合わせは同課(電話)0478(50)1206。