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青森県立高再編計画20日決定 五戸、八戸西統合は調整

7/15(土) 12:05配信

デーリー東北新聞社

 青森県教委は14日、県立高校再編の第1期計画案(2018~22年度)について、計画案を正式に策定する臨時会を20日に開くと発表した。計画案で示した具体的な統廃合校とスケジュールは、ほぼ変更されない公算が大きい。ただ、八戸西と五戸の統合案を巡っては、五戸町が事実上の廃校に猛反発し、県立以外の設置主体で存続させる検討に踏み切ったことから、県教委は当面対応を見守るため、両校に関わる計画案を調整する方向が強まっている。

 県教委は、三本木農業と十和田西、六戸の統合、大湊川内校舎の閉校など、県内6地区で計13校を統廃合する計画案を4月下旬に公表。その後、6地区ごとに計16回の地区懇談会を開き、地元理解を求めてきた。しかし、いずれも反発は根強く、存続を求める意見書提出や署名活動が繰り広げられ、各地で社会問題化している。

 八戸西と五戸の統合に関わる計画案は、20年度に両校で新入生の募集を停止して21年度末に閉校、八戸西の校舎を使って新設校を開校するとされた。

 若者の流出に強い危機感を持つ五戸町は、県教委に対し重ねて要望しながら存続の感触が得られなかったことから、五戸を町立や私立などへ設置主体の変更も検討するという。

 県高校教育改革推進室の担当者は「五戸高を統合対象とするのかしないかを踏まえて、臨時会では計画案を議案として提出する」としている。

デーリー東北新聞社