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ルノー、ロバート・クビサのF1復帰に「大きな障害はないが、状況は複雑」と明かす

7/15(土) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 ラリー中に負った負傷により、F1から遠ざかっていたロバート・クビサだが、先月ルノーとともに6年ぶりにF1マシンのテストを行った。さらに今週、クビサはポール・リカールで2回目のテストに臨んだ。

【写真】先月、6年ぶりにF1マシンのステアリングを握ったロバート・クビサ

 ルノーは、1度目のテストはクビサへの”贈り物”だと語っていたが、2度目のテストは彼のパフォーマンスを適切に評価するためのものだと公言していた。

 クビサがルノーF1の2018年のレースシートの本格的な候補だという憶測が強まっている中で、ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビデブールは、状況により慎重になっているようだ。

 一方でテストでは、クビサが身体的にF1に復帰できないと示す”証拠”は何もなかったと、ルノーは見ているようだ。

 クビサが現在F1でレースをすることができるかどうか、確認できたかと聞かれたアビデブールは「私はそれは答えない。なぜなら、イエスともノーとも言いたくないからだ」と述べた。

「このテストは、試験のようにパスするかどうかというものではない。しかし、明らかな障害のようなものは見ていない」

 またアビデブールは今回のテストが2012年のロータスE20を用いて行われたという事実を指摘。現行のターボ&ハイブリッドのF1とはマシンがかなり異なっているのだ。

「今回のテストでの状況と、現代マシンでのテストは、まったく異なるものだ」と彼は付け加えた。

「もう一度言うが、状況は複雑だ。我々は今回のテストをPRのためにやったのではない。でも、多くのメディアの期待と関心を集めているとはいえね」

「私が言えることは彼がまだ速く、非常に安定しているということだ。もっと重要なことに、彼はエネルギーや気力に溢れており、常に熱意を持っている」

「次のステップについて話すのは時期尚早だ。憶測を増長させたくはない。今は、全体のラインアップと持っているパッケージを最大限に活用することに重点を置いている。それから、2018年のことを考えていく。今はその時ではない」

Jonathan Noble