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柳ケ浦のプロ注目右腕・田中瑛斗 11回1失点完投、定岡監督に夏1勝 10球団スカウトの前で最速更新147キロ

7/15(土) 9:00配信

西日本スポーツ

 高校野球の大分大会は14日、柳ケ浦が三重総合に延長11回3-1でサヨナラ勝ち。プロ注目の右腕、田中瑛斗(3年)が完投で3回戦進出を決めた。

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 支えていたのは意地だった。「スタミナ切れで打たれたらみっともない。みんなの気持ちを思って踏ん張って投げた」。柳ケ浦の田中は延長に入っても球速が140キロをオーバー。味方打線の援護をひたすら信じてマウンドを死守し続けた。

 そんなエースの141球に報いたのが2番打者の一発だった。延長11回2死二塁。2番徳田が右越えのサヨナラ2ランを放った。公式戦初本塁打のヒーローは「田中が頑張っていたので助けようと思っていた」。劇的な幕切れにナインは歓喜の雄たけびを上げた。

 プロ注目右腕の夏初戦をチェックしようと10球団のスカウトが集結した。1回に自己最速を1キロ更新する147キロをマークしたが、序盤は「思うように体が動かなかった」という。制球がままならず、2回に先制されるなど3回までに被安打4の4四死球。「今日は50点。点を取られて流れが悪くなった」。4回以降は立ち直ったが、田中は反省の弁を並べた。

 チームを率いて2年目の夏。待望の初勝利を手にした定岡監督は「しんどかったね」と汗をぬぐった。「次は立ち上がりからビシッと締めたい」と誓った田中の視線の先には甲子園のマウンドがある。

 ▼福岡ソフトバンク・福山龍太郎アマスカウトチーフ補佐「潜在能力が高く、今後が楽しみ。腕の振りがシャープで指先の感覚も優れている」

 ▼中日・中田宗男スカウト部長「フォームのバランスが素晴らしい。フィニッシュで崩れるときがあるが、安定してくればもっと球も良くなる」

 ▼阪神・田中秀太スカウト「体ができていない今の時点であれだけスピードが出るのだから、体をつくれば球速は上がる。将来性は抜群」

西日本スポーツ

最終更新:7/15(土) 9:00
西日本スポーツ