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イギリスFP3レポート:ベッテルを抑え、ハミルトンが首位。マクラーレンは10&11番手。後半はウェットに

7/15(土) 19:31配信

motorsport.com 日本版

 舞台となるシルバーストンは気温15度、路面温度21度というコンディション。ただ上空は厚い雲が覆われ、高い確率で雨が落ちてくることが予想されている中でセッションがスタートした。

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 ドライバーたちはスリックタイヤで早速走行を開始した。

 ソフトタイヤを装着したルイス・ハミルトン(メルセデス)がまず1分29秒544をマーク。それをチームメイトのバルテリ・ボッタスが同じタイヤで0.151秒上回った。

 スーパーソフトタイヤを履いたフェラーリ勢はそのふたりに及ばず。キミ・ライコネンが3番手につけたが、ボッタスからは0.5秒遅れとなった。

 ハミルトンとボッタスは続けてタイムを更新し、1分28秒747をマークしたハミルトンが再びトップに立った。

 セッション開始35分、メルセデス勢がスーパーソフトタイヤを投入。続けてフェラーリ勢も新品のスーパーソフトタイヤを装着してコースインした。ハミルトンは1分28秒063、ボッタスは彼に0.151秒及ばずだった。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はセクター1&2を全体ベストで抜けたものの、セクター3でミスがあり1分28秒095で2番手となった。

 初日と違って元気がないのはレッドブル勢。スーパーソフトタイヤでアタックしたダニエル・リカルドだが、同じパワーユニットを使うルノーのニコ・ヒュルケンベルグにも先行を許し、トップから1.581秒差となった。

 ただコンディションは徐々に悪化しているようで、ドライバーの無線でも雨を報告するものが多くなってきた。そしてセッション残り18分を過ぎ、レースコントロールからウェットトラック宣言がなされた。

 スーパーソフトタイヤでのタイムを残していなかったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、このタイミングでコースに出ていたがコースアウトする場面もあり、ピットに戻ってきてしまった。

 セッション残り10分を切った頃、ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がインターミディエイトタイヤを装着してコースインした。彼は、ウェットトラック宣言が出る直前にギヤに不具合を訴えており、チェックのために1周。問題がないことを確認してピットに戻っている。

 セッション残り4分、フェルスタッペンがインターミディエイトタイヤでコースインしたのをきっかけに、リカルドやメルセデスの2台を含めて半分以上のマシンがピットアウトした。

 するとリカルドが最終コーナーの縁石でタイヤを滑らせスピン。危うくピットウォールに接触するところだったが、幸いダメージなく切り抜けることができた。また、ザウバーのマーカス・エリクソンもスピンしコースオフ。こちらもなんとか無傷だった。

 そんな中、セッションは終了。ハミルトン、ベッテル、ボッタスというトップ3が0.1秒以内の僅差となった。前日までとは違い、フェラーリ勢が前進を果たしたような印象だ。

 ライコネンの後ろ、5番手にはヒュルケンベルグ。6番手リカルドは予選でどこまで前との差を詰められるか。スーパーソフトタイヤでタイムを残せず、8番手となったフェルスタッペン共々、フェラーリを捕まえられるか注目だ。

 マクラーレン・ホンダのバンドーンは10番手、フェルナンド・アロンソは11番手。アロンソはペナルティがあり、後方のグリッドが決まっているが、2台ともにしっかりと中団争いに加わることができている。

 しかしながら、気まぐれな”ブリティッシュ・ウェザー”が予選時にどうなっているかは不透明であり、もしウェットになればまた勢力図も変わってくるだろう。

 予選はこの後、日本時間21時からスタートする。

松本和己