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WEC:タイトル狙うトヨタ、第4戦初日は3、4番手。「今日はグリップを得られなかった」と可夢偉

7/15(土) 12:33配信

オートスポーツweb

 WEC世界耐久選手権は7月14日、第4戦ニュルブルクリンクの走行初日を迎え、2台のトヨタTS050ハイブリッドを投入するTOYOTA GAZOO Racingは、午前と午後の2回にわけて行われたフリープラクティスにおいて8号車トヨタが総合3番手、7号車トヨタが同4番手につけた。

【写真】ハイダウンフォース仕様の7号車トヨタTS050ハイブリッド

 ル・マン24時間耐久レースを終え、ポルシェとの選手権タイトル争いに焦点を絞ったトヨタは第2のホームレースとなるニュルブルクリンクから体制を変更。
 
 第2戦スパ・フランコルシャンから敷いていた3台体制から2台体制に戻すとともに、ホセ-マリア・ロペスを小林可夢偉とマイク・コンウェイがドライブする8号車トヨタに復帰させるなど、ドライバーライアップも開幕戦シルバーストンの布陣に戻されている。

 気温18度と、異常な暑さに襲われたル・マンに比べ過ごしやすいコンディションのなか行われた2回のフリープラクティス。トヨタはこれまでのテストや実戦で十分な走り込みを行えていることから、走行初日からレースに向けたセットアップを中心に進めた。
 
 11時35分から行われたフリープラクティス1回目では、8号車トヨタがセバスチャン・ブエミのドライブで1分41秒816を記録し、2号車ポルシェ919ハイブリッドに次ぐ2番手に。7号車トヨタも僅差の4番手となった。

 
 午後のフリープラクティス2回目ではセッション中に雨が少量落ちてきたものの、2台のトヨタTS050ハイブリッドは予定されたプログラムを順調に消化。2台で138周、合計708kmを走破した。なお、リザルトは8号車トヨタが総合3番手、7号車トヨタが同4番手となっている。

■一貴「今日はポルシェが好調だったが、目標はあくまで決勝」
「TS050ハイブリッドをドライブするのは楽しいので、ふたたびコクピットに戻れて最高の気分です」と語るのは7号車トヨタの小林可夢偉。

「今日はグリップが得られず、納得のいく一日にはなりませんでした。明日はどうなるかやってみるしかないですが、路面状態が向上していくことで僕たちの助けになってくれればと思っています」

 8号車トヨタをドライブする中嶋一貴は「クルマのバランスとコースのコンディションに苦しめられ、満足いく一日にはなりませんでした」とコメント。

「しかし、ル・マンのあとふたたびTS050ハイブリッドをドライブできて興奮していますし、ポルシェとの競争力がどれくらいなのかを見るのは興味深いですね」

「彼らは今日、非常に好調に見えましたが、僕たちの目標はあくまでも決勝であり、チャンピオンシップ争いのために1点でも多くのポイントを稼ぐことです」

 また一貴のチームメイトであるセバスチャン・ブエミも「公式練習1回目は好調に思えたのだけど、午後の公式練習2回目では(ポルシェに)やや差を付けられてしまった。決勝レースでの周回ペースをさらに良くするための努力が必要だ」とポジティブな状況ではないことを明かした。

「ニュルブルクリンクが僕たちのクルマにもっとも適したコースというわけではないということは分かっている。しかし、可能な限り多くのポイントを獲得すべく全力でプッシュするよ。決勝レースは長いし、まだチャンスはあると信じている」

 15日(土)は現地時間9時45分(日本時間16時45分)からフリープラクティス3回目が、14時55分(日本時間21時55分)からは公式予選が行われる。

[オートスポーツweb ]