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河北潟ブランドを発信 2市2町連絡会が冊子作成

7/15(土) 1:27配信

北國新聞社

 金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町でつくる「河北潟農産物ブランド化推進連絡会」は、活動第1弾として河北潟の特産物を紹介するリーフレットを作った。河北潟は四つの自治体にまたがるため、これまで全体を網羅した冊子はほとんどなかった。30日には親子収穫体験ツアーも企画しており、県内有数の産地でありながら認知度の低い小松菜やブロッコリー、枝豆などのブランド化を進める。

 河北潟干拓地は約1100ヘクタールの農地で、287軒の農家が野菜や果物を北陸三県や関西を中心に出荷している。2015年度の小松菜の生産量は400トン、レンコンは700トンなど一大産地となっている。このほかブドウ、ナシ、ブロッコリー、キャベツなどが栽培されている。

 今年1月に発足した連絡会は、これまで2市2町それぞれが行っていた生産者への支援や施策を一体化し、販路拡大や新商品の開発を目指している。

 連絡会によると、河北潟の夏の風物詩「ひまわり村」には多くの人が訪れるが、栽培されている農作物については知名度が低い。連絡会はブランド化推進の第一歩として、どこでどんな農産物が生産されているのか一目で分かるリーフレットを作成することにした。

 リーフレットは「河北潟の宝物」の意味を込めて「カタダカラ」と題して、河北潟の地図や直売所、代表する農作物10品目の収穫カレンダーをイラスト付きで記載した。各直売所や2市2町の関連施設で配る。

 30日にはスイカと枝豆の親子収穫体験ツアーを初めて開く。定員15組に99組の応募があった。来年以降も夏と秋の年2回の開催を計画し、河北潟の農作物の認知度の向上につなげる。

 連絡会事務局の金沢市農業水産振興課の担当者は「これまで宝が埋もれてしまっていた。生産者と意見交換しながら旬な情報を発信していきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/15(土) 8:32
北國新聞社