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石川の書展開幕 心映す線の美堪能

7/15(土) 15:54配信

北國新聞社

 石川県内最高水準の書の展覧会「石川の書展」(石川県書美術連盟、北國新聞社主催)は15日、金沢21世紀美術館市民ギャラリーA、Bで開幕し、地元書壇をけん引する同連盟の役員や会員から、新進気鋭の書家までの秀作777点が一堂に展示された。開場直後から大勢の来場者が訪れ、書家の美意識や心の動きを作品から感じ取った。

 石川の書展は、地元書壇の振興を目的に、会員・一般の部それぞれに賞制度を設けた公募展となる。漢字、かな、篆刻(てんこく)など、会派や社中の垣根を越えて、多彩な作品が寄せられた。

 県書美術連盟の評議員、会員の出品作から選ばれる大賞に輝いた水戸静琴(みずとせいきん)さん(白山市)の作品は、雄大な自然の中で故郷をしのぶ中国・明朝の漢詩を、墨の潤渇(じゅんかつ)と、繊細な線の変化で表現した。来場者は一文字一文字に表情が違う線の表現にじっくりと見入った。

 一般の部の入選作から最高賞に選ばれた南白葉(はくよう)さん(小松市)の「静園」も来場者の目を引いた。高廣幸悠副理事長による作品解説も行われた。

 開場式では、県書美術連盟理事長の砂塚隆広北國新聞社常務があいさつ、同連盟会長の飛田秀一北國新聞社会長のメッセージを読み上げた。飴谷義博県県民文化スポーツ部長、嶋浦雄峰金沢市文化スポーツ局長が祝辞を述べた。

 展示は21日まで。会期中に書家による作品解説を午後2時から行う。16日は干場昇龍常任理事が担当する。入場料は500円(高校生以下無料)。

北國新聞社

最終更新:7/15(土) 15:54
北國新聞社