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本田サイドの条件のんだパチューカ、1年契約の意味

7/15(土) 10:11配信

日刊スポーツ

 サッカー日本代表FW本田圭佑(31)が、メキシコ1部のパチューカへの移籍を決めた。14日、自身のインスタグラムとツイッターのほか、クラブ側も発表した。ACミランとの契約が6月30日に満了。無所属だったが、「集大成」と位置付ける来年のW杯ロシア大会に向け、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)王者として12月のクラブW杯(UAE開催)にも出場するメキシコの名門に加入する。

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 無所属だった本田が、メキシコの名門パチューカと契約した。自主トレーニングのため滞在中の海外でSNSを更新。契約書にサインし、背中に「KEISUKE HONDA」と書かれた青と白のユニホームを手に記念撮影する動画がアップされた。本田はラフなピンクのTシャツ姿。その姿のままクラブの公式ツイッターでは、スペイン語で簡単に自己紹介し第一声も発した。左手でVサインもつくり笑顔をみせた。

 新天地は電撃的に決まった。14年1月のACミラン移籍の会見では決断の理由を「心の中のリトル・ホンダが『ACミランだ』と答えた」と言った。無所属で移籍金なしで獲得できるため、水面下で争奪戦となった。“リトル・ホンダ”のハートを射止めたパチューカの関係者は「欧州を中心に、15以上ものクラブがホンダを欲しがっていたんだ」と舞台裏を明かした。

 同関係者によれば年俸はクラブ史上最高額の360万ドル(約4億1400万円)。契約期間は1年とこちらも異例。本田サイドの条件をほぼすべてのむ形で、中盤の要として迎え入れた。現時点で背番号10は空いておらず別の番号になる見込みだ。

 今回の移籍について、6月1日の日本代表合宿では「面白くて行きたいと思えるクラブがあるかどうかがものすごく重要」「常に未開の地みたいなところ、知らないエリアに行くのが好き」などと話していた。北中米はもちろん、南米でも知られたメキシコの名門で、北中米カリブ海王者として12月にUAEで開催されるクラブW杯出場権も得ている。あのRマドリードもいる大舞台で世界に名を売れば、1年契約でもあり、より一層興味深いオファーが届く可能性もある。

 この移籍をW杯ロシア大会に向けても、意味ある選択としたい。パチューカはメキシコの高地、標高2400メートルに位置する。ある意味、高みを目指す本田にふさわしいクラブなのかもしれない。メキシコリーグ「リーガMX」は約1週間後の21日に開幕する。パチューカは23日にクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルと開幕戦を行う。この試合が「パチューカ本田」のデビュー戦となるかもしれない。

最終更新:7/15(土) 15:02
日刊スポーツ