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飲食店向けサイト「wineplat」 ウィルトス

7/17(月) 8:15配信

SankeiBiz

 ■産地からワイン直接買い付け

 ワインの卸売りを行うウィルトス(東京都渋谷区)は、飲食店向けのウェブサイト「wineplat(ワインプラット)」を立ち上げた。酒販店などを通さずに、世界の産地からワインを買い付けるインポーター経由で直接購入できる仕組みを構築し、大都市周辺しか手に入らない商品を地方でも購入できるようにする。また、インポーターと消費者を結ぶような新たな商流も創り、年内には提携社数を3倍の90社まで拡大する計画だ。日本人の1人当たりのワイン消費量は先進国で最も少ないという。新サイトの運営によってワインの取引量拡大につなげる。

 ワイン販売にはいくつかの課題がある。その一つが、アナログな取引が主流となっている点。電話やファクスが媒介役を果たしているため、取り扱う種類を増やすほど発注・在庫管理が煩雑になる。

 また、インポーターから酒販店を経て飲食店に届くという輸送経路により、ワインの品質に影響を与える可能性がある。インポーターによる試飲会の開催場所は首都圏に限られることもあって、地方では良質なワインを入手することが困難だ。

 新サイトはこうした問題を踏まえて稼働した。中尾有(たもつ)社長は「ワインをスムーズに選べるようになり、価格の地域格差も解消される」とサイトのメリットを強調する。

 ワインプラットでは、インポーターによる生のデータをすべてのワインに付記。いつでも、誰でも検索できる。世界中の生産者や販売者が発信するマガジンも定期的に発刊する。

 サイトの本格稼働に伴い、都心部だけでなく地方でも試飲を行える機会を随時設定する。また、一般消費者がまとめ買いを行う場合には卸値に近い価格で購入できたり、消費者同士がワインの所有権を移転できたりするような体制を目指していく。

最終更新:7/17(月) 8:15
SankeiBiz