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【浦和】ドルトムントと互角 欧州8強が大慌て

7/16(日) 6:04配信

スポーツ報知

◆明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ 浦和2―3ドルトムント(15日・埼玉スタジアム)

 「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ」の浦和―ドルトムント戦が15日、行われ、ドルトムントが、トルコ代表FWエムレ・モル(19)の2得点などで3―2と逆転勝利した。浦和は前半24分、エースFW興梠慎三(30)が先制し、後半40分にDF遠藤航(29)が同点ゴールを決めるなど2得点。前日に来日した始動1週間のチームが相手とはいえ、欧州8強の強豪に善戦した。ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)は左肩脱臼の影響で欠場した。

 今季12得点でJ1得点ランクのトップに立つ浦和のエースが、昨季の欧州チャンピオンズリーグ8強入りの強豪を慌てさせた。前半24分、FW興梠がMF柏木の右CKを狙った。DFのチャージを受けながらも、倒れながら右足を合わせてネットを揺らした。

 興梠は「いいボールが入ってきたので触るだけだった」とさらりと言う。「相手も強く、勉強になったこともあり、やれたところもあった」。ボールを失うと、4人が瞬時にボールを奪い返しに来るドルトムントの激しい守備は身をもって参考になった。そして「ウチのコンビネーションは出来た」と、攻撃面で手応えを得たことを明かした。

 2得点のFWエムレ・モルは「最初はショッキングだった。こんなに攻めてきて、うまいチームだとは思わなかった」と驚く。ボス監督(53)も「浦和は非常にいいチームだった。コンパクトでカウンターもよかった。さらに2失点食らっていたかもしれない」と振り返った。リップサービスも含まれるとはいえ、苦戦したことで浦和を称賛する言葉が口をついた。

 浦和のペトロヴィッチ監督(59)も雄弁だった。「我々が負けると、いつも批判されるが、今日は批判されるようなゲームではなかった。両チームとも素晴らしいゲームをした。我々のサッカーは世界的に見ても稀(まれ)でアイデアに富んだものと思っている」。リーグ戦8位に低迷し、辞任騒動でピリピリしていたが、ご満悦だった。

 ドルトムントは始動1週間で前日(14日)に来日したばかりだった。ボールを保持され、逆転負けを喫した。DF槙野は「シーズン前のコンディションでも、うまさ、速さ、強さがあった。僕らは高い意識で取り組まないといけない」と刺激をもらった。MF柏木は「こういう試合をJでも出来たら」と続けた。11年ぶりのリーグ制覇へ向け、再浮上のきっかけにする。(羽田 智之)

最終更新:7/16(日) 7:57
スポーツ報知