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子規の「子守歌」詩碑建立へ 実行委、寄付募る 愛媛

7/16(日) 7:55配信

産経新聞

 俳句だけでなく短歌、新体詩、随筆などさまざまな分野に創作活動を展開した正岡子規。明治30年3月5日の雑誌「日本人」に掲載された子規の新体詩「子守歌」を広めようと、松山市の商店主らが「子規の子守歌詩碑建立」の企画を進めている。

 「ねんねんやをころりや。ねんねの坊やは誰が子ぞや。お城の上の星の子か、南の海の河豚(ふぐ)の子か。坊やを産んだ母の子ぞ。坊やを抱いた母の子ぞ」(講談社・子規全集第八巻)

 詩碑実行委員会(藤島寛昌委員長)は、この詩を「故郷の松山城に、未来に向けて子どもの夢を託した」と評価。子規生誕150年を記念し、松山城ロープウェイ駅舎内に宇宙をイメージした詩碑を設置する予定で、寄付を募る。

 子規は「竹の里人(さとびと)」の雅号で、「俚歌(りか)に擬す」と題し新体詩6編を「日本人」に発表した。

 前文で、子規は「子守歌が忘れられていくことが悔しい」として、幼い時に覚えた歌を老人に問いただした旨を記している。

 同会は17日午後1時半からロープウェイ駅舎で「未来へ子規の子守歌を残そう」のテーマでシンポジウムを開く。入場無料。

最終更新:7/16(日) 7:55
産経新聞