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<石原さとみ>中村義洋監督と「忍びの国」語る 主演の嵐・大野は「すてきな人ですけれど…」

7/16(日) 19:30配信

まんたんウェブ

 人気グループ「嵐」の大野智さんの主演映画「忍びの国」(中村義洋監督)が全国で公開中だ。映画は、和田竜(わだ・りょう)さんの歴史小説「忍びの国」(新潮文庫)が原作。戦国時代、天下統一に向けひた走る織田信長が唯一、手出しすることを禁じた伊賀の国の“史上最強の忍び”無門(大野さん)が主人公で、織田軍と伊賀忍び軍団による知略謀略が張り巡らされた壮絶な合戦を描いている。今作で、無門の妻で安芸の武家からさらわれてきたお国を演じた石原さとみさんと中村監督に撮影秘話などを聞いた。

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 ◇石原さとみは「すごいところを突いてきた」

 ――石原さんと監督のツーショット取材は今回が初めてということですが、お互いの第一印象は?

 中村監督:最初にお会いしたときのさとみちゃんの質問の量が結構すごくて。量というか、(質問の内容が)「おお、そこか、確かにそこ俺、甘かったな」というのがあって。今までずっと映画をやってきて、(自分は)女の人の描き方はそんなにうまくないな、とうっすら思っていて(笑い)。ちょっと苦手だよなと思っていたので、お国中心で原作を読み込んで、それによって脚本の直しもしていたんだけれど、それでも(石原さんから)質問されることがある。まだ足りなかったんだっていうのがあって……。

 ――どんな質問だったんですか。

 中村監督 一番覚えているのは最後に「おのれらは人間ではない」と言ったときに「下忍たちは何かが変わったんですか?」って。そのときは「この人たちは変わんねえよ」って言ったんだけど、そのときに(石原さんが)ムッとした感じがして(笑い)。俺は軽い気持ちで答えたんだけど。6月中にその話をして9月の中盤、3カ月後くらいに撮影して。撮っているときに、無門の顔もそうだし、これは下忍も変わるなと思って。(石原さんは)すごいところを突いてきたんだなって、現場で改めて思いました。

 それまで(撮影を)2、3カ月やってきて、これでも変わらないキャラクターとして下忍たち一人一人で作ってきていたから、このシーンも「お前たちの考えでいいから」って撮ったカットが、心を打たれているように見える人もいるし、全然の人もいるし。あれが一番映画の中で好きなカットですね。さとみちゃんが言ってくれたから撮れたなというのがありました。

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最終更新:7/17(月) 13:29
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