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阪神・西岡、17日にも1軍昇格!金本監督「ピリッとさせて」

7/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す阪神・西岡剛内野手(32)が15日、甲子園での1軍練習に合流した。本人は無言を貫いたが、金本知憲監督(49)が「ピリッとさせて欲しい」と後半戦の起爆剤に指名。複数ポジションの準備をしてきた男が、ベンチをピリッとさせ、定位置争いもピリッとさせる。

 あの悪夢のアクシデントから360日。左アキレス腱断裂という大けがを乗り越えて、西岡はついに1軍に戻ってきた。

 「…」

 17日に1軍昇格予定。まだ決定ではないという思いから、コメントを発することはなかったが、その動きは“いつでもOK”を物語る軽快さだ。投内連係では一塁に、シートノックでは中堅、遊撃に入って、3ポジションの準備をしてきた成果をアピール。さらに打撃ケージでも、左打席で20スイング(安打性6)、右打席で20スイング(安打性8)と気持よさそうに振っていた。

 動きに熱視線を送っていた金本監督は、後半戦開幕となる17日の広島戦(甲子園)からのスタメン起用は否定。慌てることはしない。ただ違った形での期待を口にした。

 「(西岡は)ピリッとさせるものも持ってくれている。盛り上げるだけでチャラチャラやるお祭り男もいるけど、どこかでピリッとさせるのが中堅、ベテランの役目だと思う。そういうのはやってくれると思う」

 今、この男が阪神ベンチに戻れば、どんな化学反応が起きるか。ベンチの空気がピリッとするのは間違いないだろう。

 さらに一塁を争う中谷、原口には脅威。遊撃の大和、糸原も戦々恐々。もし、遊撃・西岡なら押し出された2人が二塁へ。上本も安閑としていられない。中堅に入れば、高山はどうなる? 阪神全体がピリッとする。競争激化は浮上の原動力になる。考えただけでワクワクする。

 いきなりのスタメンはないとなると、ベンチで戦況を見つめ、ここ一番での代打が濃厚だ。西岡最大の武器はスイッチヒッター。相手が投手が右でも左でも、関係なく投入できる。指揮官にとってはまさに秘密兵器だ。相手だって嫌だ。勝負どころで登場するのが、実績抜群の西岡なら。

 片岡打撃コーチも「体は絞れているし、けがをする前とスイングは遜色ない。起爆剤として期待してます」と評価した。

 帰ってきた背番号5が虎を変える-。そう感じさせた、練習合流だった。

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