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藤井四段も注文 名古屋式「カレーうどん定食」の奥深さ

7/16(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 全国が注目する将棋の藤井聡太四段(14)は、大の麺類好き。その勝負メシはうどんやラーメンなどが多く、名古屋人らしく味噌煮込みうどんをオーダーすることもあったが、もっと注目したいのは先週6日の対局で注文した「カレーうどん定食」。

 実は名古屋では、味噌煮込みうどんと同じくらい、カレーうどんが広く一般に親しまれているのだ。名古屋のフードライター・永谷正樹氏が言う。

「それも、ごはんと一緒に頼む“定食”スタイルが一般的。カレーうどんの余ったスープにごはんを入れて雑炊のようにして食べるのです。チーズをトッピングしてリゾットのようにして食べる店もあります」

 名古屋のカレーうどんならではの特徴もあるという。

「名古屋式は、極太麺にとろみのあるスープが特徴。麺は、一昼夜寝かして熟成させるため、モチモチと弾力がある。そこにでんぷんや小麦粉などでとろみのついたカレーが絡むので、カレーのスパイスの中に麺の甘味も感じられます。ダシはカツオではなく、きしめんと同じようにムロアジでとるのが一般的。ムロアジ特有のクセがスパイスで消え、ダシのウマ味がしっかり感じられます」

 東京では、カレーをうどんのつゆの上にかけて出す店も多いが、名古屋式はダシをきかせたカレーをしっかり作り、そこにうどんを投入するという。

「名古屋式だと、カレーとダシの割合は、カレーの方がメーンです」

 ゆえに、水分の多いサラサラしたカレーうどんにはならない。また、バラエティー豊富で、夏にオススメのカレーうどんもあるという。

「今なら店によって、冷やした麺にカレースープをかけたものや、つけ麺タイプのもの、またカレースープが冷たいものなどもあります」

 カレーうどん文化が発達した愛知では、「豊橋カレーうどん」なるご当地版も登場。こちらは丼の底にとろろごはん、その上にカレーうどんが乗っている2層式。カレーうどんを食べているうちに、最後は雑炊になるというスタイルだ。

 名古屋に出張の際は、ぜひ!