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サンウルブズ初締め!昨季超え2勝&最多8T48点&NZチーム撃破/SR

7/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 スーパーラグビー最終節最終日(15日、サンウルブズ48-21ブルース、秩父宮) サンウルブズは酷暑の中での今季最終戦で、ブルース(ニュージーランド=NZ)から8トライを奪い、48-21で逆転勝ち。昨季を上回る2勝目(13敗)を挙げ、レギュラーシーズン全日程を終えた。48得点、8トライは過去最多で、勝ち点5の奪取とNZ勢からの勝利は初めて。8強を目指す2019年W杯での日本代表の強化へ、参戦3年目の来季はさらに飛躍を期す。

 最高気温33度。ピッチサイドでは40度にも達するほどの酷暑の中、サンウルブズの赤いジャージーから熱い闘志がほとばしった。

 「チャンスで常に顔を出して、トライにつなげられたのはよかった」

 WTB松島が14-21の後半13分、チームに決定的な勢いをつけた。相手インゴールへキックを転がし、ブルースの処理ミスもあり追走したCTB山中が押さえた。18分には相手FWがシンビン(10分間の一時退場)で1人少なくなった隙を突き、モールを押し込んでペナルティートライ。7点を加えて逆転した。

 暑さで運動量が落ちた相手から、さらに4トライを追加。27点差をつけ1万2000人を超えるファンに歓喜を届けた。

 今月のライオンズ(南アフリカ)戦で94失点。南アから帰国後、渡瀬裕司CEO(54)はフィロ・ティアティア・ヘッドコーチ(46)に「今のままで終わったら何も残らない」と伝えた。選手たちは「プライドを取り戻す」を合言葉に、過去優勝3度の名門ブルースの巨漢たちを一発で倒すタックルを何度も見舞った。

 最高のエンディング。今季は約65人もの選手でチーム運営されたが、19年W杯へのチーム固めもあって来季は40人程度まで絞る可能性が高い。門は狭くなる。「もっと成長していかないといけない」(FL松橋)。この快勝は飛躍への起爆剤だ。