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追い山に「聖一国師の水」 静岡市訪問団、博多祇園山笠参加

7/16(日) 8:16配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 鎌倉時代の高僧で静岡茶の祖として知られる聖一国師にゆかりのある福岡市の祭り「博多祇園山笠」を締めくくる「追い山」が15日朝、市内で繰り広げられ、静岡市の訪問団が聖一国師の生家(同市葵区栃沢)でくみ上げた清めの水を持参し、祭りに参加した。

 一行は午前5時、聖一国師が開山した承天寺(福岡市博多区)の前に陣取ると、次々と通り抜けていく山笠を担ぐ男衆にひしゃくやおけで水を掛けた。参加した大川地区自治会連合会の中村満会長(65)は「昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録が決まり、今回はいつも以上の熱気を感じた。祭りを通じて静岡と福岡の関係が深まることは意義がある」と交流を喜んだ。

 博多祇園山笠は、博多で疫病がはやった約800年前、聖一国師が清めの水をまいたのが起源とされる。静岡市にある生家の水を持参する交流行事は2009年から始まり、今年は聖一国師顕彰会のメンバーや静岡市議ら約60人が参加した。

静岡新聞社