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C大阪、鹿島と対戦する強豪セビージャの注目選手は?チームを支える“秘蔵っ子”

7/16(日) 18:58配信

GOAL

Jリーガーたちが世界トップレベルの選手に挑む――。

セレッソ大阪は17日に行われる『StubHubワールドマッチ2017』で、鹿島アントラーズは22日の『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』でスペインのセビージャと対戦する。

チームとしての激突も去ることながら、注目されるのが“個と個のぶつかり合い”だ。ヨーロッパリーグを計5回制覇した実績を持つ強豪には、世界トップレベルのプレーヤーが在籍している。彼らと対じし、Jリーガーたちはどんなプレーを見せるのか?

今回はセビージャで特に注目すべきプレーヤー3人にフォーカス。スペインの大手メディア『マルカ』で記者を務めるロシオ・ゲバラが、彼らの特徴を解説していく。

一人目はセビージャの守護神セルヒオ・リコだ。

■セビージャの“秘蔵っ子”

生まれ故郷のクラブの主力選手になることほど困難なことはない。

しかし、彼はそれをやってのけた。

現在23歳のリコは7歳でセビージャに入団して以来、下部カテゴリーで常にレギュラーとしてプレーしてきた。2014-15シーズンにトップチームに昇格すると、9月のヘタフェ戦でウナイ・エメリ元監督のもと、念願のトップチームデビューを果たす。

当初、この長身でスリムなGKを知る者は多くなかった。レギュラーになることに疑問符が付けられたことも一度や二度ではない。

しかし、2度のヨーロッパリーグ制覇と落ち着いたパーソナリティが相まって、彼のアイドルでありクラブのレジェンドでもあるアンドレス・パロップと重ねられるまでになった。

2015年、彼はワルシャワで行われたEL決勝の舞台に立っていた。栄光に飢えたセビージャの守護神として、落ち着いた若者として、まるでパロップのように。試合結果がどうなったかは、言うまでもない。

幾度となく素晴らしいパフォーマンスを披露したリコは、ビセンテ・デル・ボスケからスペイン代表に選ばれるまでになった。後任のフレン・ロペテギ監督はダビド・デ・ヘア、ペペ・レイナ、ケパ・アリサバラガの3人を選出しているため、今は惜しくも代表から漏れているが、ロシア・ワールドカップに向けて彼を推す声は根強い。

ヘスス・ナバスの復帰が実現しないうちは、リコがチーム唯一の地元出身選手だ。トップチームで139試合に出場した実績を持ち、セービングはもちろんのこと、足元のスキルも成熟している。近年のGKに求められる守備範囲の広さと安定感も兼ね揃えている。

セビージャでは攻撃陣に目が行きがちだが、最後方からチームを支える守護神を注視してみるのも、悪くないのではないだろうか。

文=ロシオ・ゲバラ(マルカ紙セビージャ番) 協力=江間慎一郎

《プロフィール》

セルヒオ・リコ Sergio Rico Gonzalez

スペイン・セビリア出身、1993年9月1日生まれ。セビージャの育成組織を経て、セビージャBに加入。2014年よりセビージャに加入する。195センチと長身で、ハイボールの処理に自信を持つ。スペイン代表として1試合に出場している。

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最終更新:7/16(日) 18:58
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