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“上州の原石”常磐・山上、146キロ6回9K!阪神スカウト高評価/群馬

7/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第99回全国高校野球選手権大会群馬大会(15日、常磐9-4高崎東、上毛新聞敷島球場)“上州の原石”が輝きを放った。スコアボードに表示されたのは「146キロ」。一回に1安打3四球と苦しんで1失点を喫した山上だが、6回を投げて奪った三振は「9」。失策が絡んで3失点したが自責点1と踏ん張り、チームを勝利に導いた。

 「一回は内野手から『力んでいた』と言われ、ボールを離す瞬間だけ力を入れる感じにして投げ続けました。146キロ? 最速タイですが、切れで勝負だと思っているので気にしません」

 3四球と乱れた前回、10日の中央中教校戦の反省から、1メートル83の体をフルに使おうとしたことが力みにつながって失点。力を抜くことで逆に「ズバン!」とミットを響かせる力強いボールが蘇った。視察した阪神・吉野スカウトは「体に力があるので、150キロ超えはすぐの素材。腕の振りだけで、ここまでという感じで楽しみ」と評価した。

 群馬・太田市綿田中時代は軟式で投手兼外野手。常磐高入学後も河津監督が「1年間は遊撃手で練習させた」と振り返る。野手の送球練習、ステップを体に染みこませることで、大型投手としての投球フォームの基礎を学ばせる狙いが、そこにあった。まだまだ荒削りだが、周囲には巨人・山口俊のようなパワー型の投手になれる逸材との見方もある。

 前橋育英、高崎健康福祉大高崎とライバルは強力だが、山上の投球が上州路の戦いを熱くする。

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