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<電子書籍>セキュリティーハンドブックを無料配信

7/16(日) 13:00配信

毎日新聞

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は14日、「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」電子書籍版の無料配信を始めた。NISCは、子供たちがインターネットを使う時間が増えがちな夏休みを前に、トラブルに対処するための知識を身につけてほしいとしている。

 ハンドブックは初心者向けで、主に小中高校生と保護者を対象に作成した。パソコン、スマートフォンを含め、ネットワークを使う際のトラブル全般を「サイバー攻撃」と位置づけて網羅的に解説した。通信の安全を確保する暗号化の仕組みや、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のアカウントで別のネットサービスを使う「ソーシャルログイン」など、セキュリティー技術についても説明している。NISCは、「不用意にSNSに写真を載せてしまった」「スマホにパスワードを設定せず、他人にログインされてしまった」といった子供たちの間でよく起きるトラブルに、1冊で対処できるよう内容を考えたという。

 子供に受け入れられやすいアニメ風のイラストを使い、NISC特務第1チームという架空の組織の分析官から教わる設定。冒頭で「おうちのCSIRT(コンピューター・セキュリティー・インシデント・レスポンス・チーム)になってね」と呼びかけている。

 すでに今年2月に、ウェブ( https://www.nisc.go.jp/security-site/handbook/index.html )で公開しており、冊子も作ったが、問い合わせが多いため、スマホでの読みやすさを考えて電子書籍での無料配信を決めた。都道府県、市区町村全ての教育委員会に通知し、ダウンロードを呼びかけている。

 配信するのはアマゾンの「Kindleストア」、Yahoo!ブックストア、GooglePlayブックス、セブンネットショッピングなど国内27の電子書店。【岡礼子】

最終更新:7/16(日) 13:11
毎日新聞