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<女子ゴルフ>金楷林が初優勝 サマンサタバサ・レディース

7/16(日) 15:15配信

毎日新聞

 国内女子ゴルフのサマンサタバサ・レディースは16日、茨城県阿見町のイーグルポイントGCで最終ラウンドがあり、日本ツアー初出場の27歳、金楷林(キム・ヘリム)=韓国=が通算11アンダーの205で日本ツアー初優勝を果たした。優勝賞金は1080万円。世界ランキング34位で韓国ツアー今季2勝、通算4勝の金は前日首位から5バーディーを積み重ね、3日間54ホールで、ボギーは初日の一つだけだった。

 プロ選手の日本ツアー初参戦、初優勝は一昨年5月のワールドレディース・サロンパス杯での田仁智(韓国)以来となった。

 4打差の2位は初日首位の岩橋里衣(りえ)とユン・チェヨン(韓国)。通算6アンダーの4位に成田美寿々が入り、上田桃子と浜田茉優(まゆ)、永井花奈、堀琴音が通算5アンダーの5位だった。アマチュアの勝みなみは通算1オーバーの24位。

 ◇笑顔で金楷林「一生の中で一番うれしい日です」

 「一生の中で一番うれしい日です」。優勝者記者会見で金楷林は笑顔で切り出した。

 欧州などとの共催大会を含む韓国ツアーで昨年から今年にかけ4勝を挙げ、世界ランキング資格で同週開催の全米女子オープン出場権も取得していた。それでも主催者推薦による今大会への出場を選んだのは「日本ツアーの雰囲気の良さを経験者から聞いていた。有力選手が全米女子に出場し、私にも優勝のチャンスがある」。思い通りの展開になった。

 身長167センチ、体重57キロ。ティーショットは曲がらず、飛距離も他選手より確実に前へ飛ぶからスコアが崩れない。同じ最終組で回り、スタート時の2打差をさらに広げられた上田は「(金は)自分から崩れないから勝負にいったが……。韓国からスキのない選手がまた来た、という危機感がある」と評した。

 高校3年時の2007年にプロへ転向したが、韓国ツアーではシード権を逃した年もあった。「アマ時代のナショナルチーム経験もない。プロでもまれて今がある」。プロ転向した年から獲得賞金の10%を寄付しており「先週までで約3000万円。これを1億円にしたい」と目標を語る。そのためにも「今季は日本で大きな大会に出たい。現時点で日本ツアーの本格参戦は来年からと思っている」と話した。【熊田明裕】

最終更新:7/16(日) 23:09
毎日新聞