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全力スイング、ノリの教え 浜松開誠館、観客を魅了

7/16(日) 16:24配信

朝日新聞デジタル

(16日、高校野球静岡大会 掛川西7―0浜松開誠館)

 元プロ野球の中村紀洋さん(43)が非常勤コーチに就任して注目された浜松開誠館が16日、静岡大会2回戦でシード校の掛川西と対戦した。1回戦ではコールド勝ちしたが、この日は1安打完封のコールド負けに終わった。それでも全力のスイングで観客を魅了した。

【写真】コールド勝ちした9日の1回戦で、試合を見守る中村紀洋さん=富士

 中村さんは試合前、「きょう勝てば波に乗れる。打撃は水物。前半は守備をしっかりすることが大事」と話していた。だが、その守備で細かなミスが重なるなどし、二回までに5失点。その後も加点され、点差が広がった。

 掛川西のファンが外野席にまであふれ、アウェーのような状態。それでも浜松開誠館は、現役時代の中村さんをほうふつとさせるような豪快なスイングで、スタンドを沸かせた。唯一の安打を放ったエースで5番の山口(3年)は「相手が上だった。打撃はよかったけど投げるのはダメでした」と言葉少なだった。

 中村さんは「高校野球は守りの流れが重要だと再認識した。そこをこれから教えたい」と意気込む。高校時代、大阪大会に出場したが、静岡大会の印象について「大阪では禁止されていた鳴り物があり、チアガールもいてすごく盛り上がっていた」と話していた。=掛川

朝日新聞社