ここから本文です

藤井聡太四段、詰将棋の普及で表彰 解答選手権3連覇中

7/16(日) 18:22配信

朝日新聞デジタル

 将棋の公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた中学生棋士、藤井聡太四段(14)が、詰将棋の普及や発展に貢献した人に贈られる「門脇芳雄賞」を受賞し、16日、名古屋市内で開かれた詰将棋全国大会(全日本詰将棋連盟主催)で表彰された。詰将棋を解く速さと正確さを競う詰将棋解答選手権で、3連覇中の実力が評価された。

【写真】門脇芳雄賞を受賞し、笑顔であいさつする藤井聡太四段(右)。左は同じく受賞した宮田敦史六段=16日午後、名古屋市中村区、小川智撮影

 詰将棋とは、相手の玉将を仕留める手順を考える問題。藤井四段は幼少期からのめり込み、専門誌に創作した問題を投稿したほど。詰将棋で鍛えた圧倒的な終盤力で、6月に公式戦29連勝の新記録を達成した。朝日新聞のインタビューに「強くなれたのは、詰将棋をたくさん解くことで読みの土台ができたから」と答えている。

 藤井四段は3月にあった今年の詰将棋解答選手権でも優勝し、3連覇中。この日の授賞式では「3連覇を評価されての受賞でうれしい。今年は薄氷を踏むきわどい勝利だったが、来年も優勝をめざしたい」とあいさつした。大会には谷川浩司九段(55)ら、プロも含め約130人の愛好家らが参加。15分間で30問の詰将棋を解く解答競争もあり、藤井四段が86点(90点満点)で優勝した。(滝沢隆史)

朝日新聞社