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刃物の男「誰でもいいから刺してやろう」 神戸5人死傷

7/16(日) 18:57配信

朝日新聞デジタル

 16日午前6時20分ごろ、神戸市北区有野町有野の南部達夫さん(83)方から「誰か来てくれ」と男性の声で助けを求める110番通報があった。兵庫県警によると、この家で達夫さんと妻の観雪(みゆき)さん(83)が刺され死亡。同居する娘(52)が重傷を負った。また、約50メートル南の住宅の車庫でも辻やゑ子さん(79)が切られて死亡し、さらに150メートルほど離れた住宅で女性(65)が重傷を負っているのを警察官が見つけた。

【写真】県警が包丁を持った男の身柄を確保した神社付近=16日午前10時21分、神戸市北区、森岡航平撮影

 県警は同35分ごろ、南部さん方から南西に約250メートル離れた有間神社付近で、包丁と金属バットを持った無職の竹島叶実(かなみ)容疑者(26)を発見し、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。

 捜査1課によると、竹島容疑者は南部さん夫婦の孫。逮捕容疑を認め、「自宅にあった包丁で誰でもいいから攻撃しようと思った。刺してやろうと思った」と供述しているという。南部さんの娘で、竹島容疑者の母親は「自宅で父親が息子に殴られているのを止めようとしたら、私も殴られたので逃げた」と説明。県警は殺人・同未遂事件として捜査本部を設置し、詳しい経緯を調べている。容疑が固まれば、17日にも南部達夫さんへの殺人容疑で再逮捕する方針。

朝日新聞社