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九州豪雨の朝倉、2千人が捜索 佐賀・筑後川に男性遺体

7/16(日) 19:35配信

朝日新聞デジタル

 九州北部の豪雨災害で、福岡県朝倉市では16日、警察や消防、自衛隊計約2千人が市内の河川を総延長26キロにわたって集中捜索した。ただ、10人の不明者は見つからなかった。16日夕には、佐賀県みやき町の筑後川で男性の遺体が見つかり、佐賀県警は豪雨災害の犠牲者の可能性があるとみて身元を確認している。

【写真】自衛隊や警察、消防が連携し、赤谷川を一斉捜索した=16日午前11時44分、福岡県朝倉市杷木星丸、金子淳撮影

 16日の最高気温は、大分県日田市で35・6度、朝倉市で今年最高となる35度を記録し、猛暑日となった。厳しい暑さが続く中、福岡、大分両県の被災地には計4千人以上のボランティアが集まった。福岡県東峰村では、ボランティア3人が熱中症の症状を訴えた。

 朝倉市杷木(はき)林田を流れる赤谷川が筑後川に合流する地点では午前10時ごろ、福岡県警機動隊が捜索を開始。20人ほどが横一列になり、濁った川や川岸のやぶの中を捜した。集中捜索では車2台が見つかったが、車内に人はいなかった。17日も捜索を続ける。

 福岡県の午後3時現在のまとめでは、避難者数は朝倉市で848人、東峰村で54人。大分県によると午後4時現在、日田市で92人。

 15日深夜には、朝倉市杷木志波の桜木トシ子さん(86)、朝倉市杷木星丸の本河くに子さん(59)の身元が判明した。

朝日新聞社