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北、プルトニウム増産か 米大サイト分析

7/16(日) 7:55配信

産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は14日、北朝鮮北西部にある寧辺(ヨンビョン)の核施設の熱分布画像に基づき、核兵器原料となるプルトニウムを増産した可能性があるとする分析結果を発表した。

 38ノースによると、熱分布画像は昨年9月~今年6月末に人工衛星から撮影され、再処理施設の温度が昨年9~10月と今年3~6月に周辺よりも上昇したことが判明。寧辺の再処理施設で使用済み核燃料棒の再処理が少なくとも2回行われ、プルトニウムが抽出された可能性があるとした。

 また、ウラン濃縮施設でも温度の上昇が確認され、核兵器向けの高濃縮ウランを生産するため遠心分離機を作動させた可能性があるとしている。ただ、施設の維持作業で温度が上昇した可能性もあり、高濃縮ウランを生産しているとは断定できないとしている。

 38ノースは今年4月、北朝鮮が約20発の核兵器を保有していると分析。昨年9月には北朝鮮が核兵器6~8発を生産できるプルトニウムを保有していると試算した。

最終更新:7/16(日) 7:55
産経新聞