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金属バット振り回し歩く=血付着Tシャツの男―「キャッ」と叫び声も・神戸3人刺殺

7/16(日) 20:34配信

時事通信

 「キャッ」という叫び声が聞こえた―。

 神戸市北区で16日に起きた5人殺傷事件で、男が血の付いたTシャツ姿で金属バットを振り回して歩き、犠牲となった辻やゑ子さん(79)の襲撃に向かったとみられる様子が周辺住民の証言で分かった。

 辻さんの隣の家に住むパート従業員の女性(53)は同日午前6時半ごろ、「キャッ」という叫び声を聞いた。「今、思えば辻さんの声だったかもしれない」と声を震わせる。

 女性は普段から、辻さんと庭先で会話するような仲。「辻さんはご飯のお裾分けをしてくれたり、竹やぶの掃除をしてくれたり、いろいろ世話をしてくれる方だった」と振り返る。

 辻さんは自宅の車庫で倒れているところを見つかった。付近の住民の男性(70)が設置した防犯カメラには、辻さんが襲われたとみられる前後の様子が映っていたという。

 男性によると、竹島叶実容疑者(26)とみられる男が、腹の部分に血が付いた白いTシャツ姿で、左手で金属バットを振り回しながら堂々と歩いていた。

 数回後ろを振り返ったが、焦った様子はなく、辻さん宅の車庫に入った。30秒ほどたって出てきたという。 

最終更新:7/16(日) 21:51
時事通信