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サンウルブズ8T48得点 最終戦で完全燃焼 スーパーラグビー

7/16(日) 7:55配信

産経新聞

 灼熱(しゃくねつ)のピッチで、サンウルブズが意地をみせた。3度の優勝を誇るブルースから過去最多の8トライ、48得点を挙げる快勝で最終戦を締めた。「今季最高のパフォーマンス。我慢して、しっかり競れた80分間だった」。世界最高峰リーグで初めてシーズン2勝目をつかみ、ティアティア・ヘッドコーチは感慨にふけった。

 序盤に2トライを許しても、チームの士気は下がらなかった。「スイング・ザ・バット(バットを振り切る)」をテーマに、最終戦での完全燃焼を誓った選手たちは、長いキックの後に逆襲されるケースの目立った最近の試合の反省から、ボールを長く保持して攻め続ける攻撃を増やした。前半終了間際、「攻めると相手がいやがったので、頑張って動いた」というSH内田のトライなどで7点差に迫ると、後半にたたみかけた。

 13分、途中出場したCTB山中のトライで追い上げ、18分にはシンビン(一時退場)で1人少ない相手をモールで押し、認定トライで逆転。その後も苦しんだシーズンの鬱憤を晴らすかのように、攻め手を緩めなかった。

 「ハートのこもった戦いを全員ができた」とゲーム主将を務めたナンバー8のブリッツ。炎天下の開催だった影響もあり、観衆は秩父宮で過去最少の1万2543人。黒星が大きく先行する中、ファンの心をつかみ続けるのは容易ではないが、この勝利を今後につなげたい。(奥村信哉)

最終更新:7/16(日) 8:09
産経新聞