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<シンクロ>乾・中村組、メダル逃す デュエットTR

7/16(日) 22:30配信

毎日新聞

 【ブダペスト村上正】水泳の世界選手権は第3日の16日、当地で行われ、シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝は予選4位の乾友紀子、中村麻衣(いずれも井村シンクロク)組が92.0572点で4位となり、この種目で日本勢の2大会連続メダルとはならなかった。

 スベトラーナ・コレスニチェンコ、アレクサンドラ・パツケビッチ組(ロシア)が95.0515点で優勝。2位には双子の蒋婷婷、蒋文文組(中国)が続いた。

 女子シンクロ高飛び込み予選は佐々木那奈、荒井祭里(いずれもJSS宝塚)組が280.44点の10位で上位12組の決勝に進出した。オープンウオーター女子10キロは森山幸美(日体大)が2時間2分13秒30で20位、貴田裕美(コナミスポーツ)は23位だった。

 第2日の15日はシンクロの混合デュエットTR予選で安部篤史、足立夢実(いずれも楓心舘シンクロク)組が84.8153点の4位で決勝に進出した。

 ◇中国の双子ペア、代表復帰で結果を残す

 デュエットTRで銀メダルの双子ペア、蒋婷婷・蒋文文組(中国)が4年ぶりの代表復帰で結果を残した。中国代表を率いたときに手塩にかけて育てた日本の井村雅代ヘッドコーチは「納得するまでやってほしい」と教え子の復帰を歓迎した。

 顔と体格がうり二つの2人は、しなやかで長い手足を武器に水面を華麗に舞い、同調性は完璧だった。得点を確認して表彰台が確定すると、そろって満面の笑みを浮かべた。

 井村ヘッドコーチの指導で2008年北京五輪から2大会連続でチームのメダルに貢献。2人は中国のシンクロ急成長の象徴だった。13年世界選手権はデュエットで2大会連続の銀メダルを獲得した。直後に4年に1度行われる中国大運動会で、まさかの3位となり、採点に納得できず翌日に引退を表明した。

 だがシンクロへの情熱は消えることなく、約2年後に復帰して、今年の大運動会で代表を勝ち取った。2人は「コンディションが整えば20年東京五輪にも出場したい」と現役続行を宣言した。【村上正】

最終更新:7/16(日) 22:45
毎日新聞