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山下智久 人気シリーズ3作目 後進育成の立場に感慨深げ 完成度の高い演技を目指す

7/16(日) 16:30配信

産経新聞

■新「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON」フジテレビ、月曜午後9時

 医師がヘリコプターに乗り込んで救急出動し、患者の搬送中にも治療を行うドクターヘリに携わる人々の奮闘を描いた人気ドラマのシリーズ3作目。救命救急センターでフライトドクターを目指し、研修中だった主人公の藍沢耕作を演じる。新作ではセンターを離れ、脳外科医としてのキャリアを歩む。

 「作中では前作から約10年が経過しています。ひたすら前進するだけだった藍沢が、先輩として後進を育成する立場になりました」と感慨深げだ。

 自身、平成20年のシリーズ1作目開始当初は23歳だったが、現在は32歳。この9年でドラマや映画の主演を数多く務めてきた。撮影現場では、今作から出演する同じジャニーズ事務所所属の有岡大貴ら新メンバーが動きやすいよう、フォローに回る余裕も出てきたという。

 「僕自身、大人になったというか…。自分以外の人にも、それぞれの人生があり、別の世界で生きているということにようやく目を向けることができるようになりました」

 きっかけは、卒業後も交流が続く大学時代の友人たちだ。就職し、結婚して家庭を持ち、子供を育てている様子を見聞きして、自分とは違う生き方をしている人々にも興味を持つようになった。クールな印象通り、以前は自分から周囲に話しかけるタイプではなかったが、今は「人間というものを知りたい」と、初対面の人にも積極的に関わることを心がけている。

 ドラマは、シリーズの象徴であるドクターヘリの認知度の向上にも一役買った。放送開始前年の19年時点では全国に14機しか配備されていなかったが、その後導入が進み、現在は約50機に増加。国内ほぼすべての地域をカバーし、広く知られるようになった。7年ぶりに新作を演じるにあたり「プレッシャーを感じている」と明かす。

 緻密な取材に基づき、1分1秒を争う救急医療の現場が丹念に描かれる。自身も、細部にまでこだわった、完成度の高い演技を目指す。

 「シリーズ作だからこそ、役者としての成長など、見えてくるものもある。それをしっかり見届けていただけたらうれしいです」(文化部 三宅令) 

 <やました・ともひさ>昭和60年生まれ。千葉県出身。平成15年にアイドルグループ「NEWS」のメンバーとしてデビュー。平成18年にドラマ「クロサギ」(TBS系)、26年に映画「近キョリ恋愛」で主演を務めるなど活躍。23年からソロ活動。「山P」の愛称で親しまれる。

最終更新:7/16(日) 16:30
産経新聞