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母娘、退職金トラブル? 横浜・男性死体遺棄事件

7/16(日) 21:37配信

産経新聞

 自宅マンションに夫とみられる60代の男性の遺体を放置したとして、死体遺棄容疑で横浜市神奈川区松本町の無職、山内真里子容疑者(60)、長女の桂容疑者(34)、次女の優香容疑者(29)=住所、職業はいずれも自称=が逮捕された事件で、真里子容疑者が事件前、「夫が退職金を渡さず、もめている」と110番通報していたことが16日、神奈川県警神奈川署への取材で分かった。同署は遺体を司法解剖して身元や死因の特定などを進めるとともに、真里子容疑者らが男性の死亡の経緯についても把握しているとみて調べる。

 同署によると、7月14日にマンションの管理会社から「異臭がする」と県警に連絡があり、同署員が4階にある真里子容疑者らが住む部屋を訪ねたが、同容疑者が室内に署員が入るのを拒否。「夫は1カ月前に出ていった」などと説明した。同署は死体遺棄容疑で捜索令状を取って翌15日に室内を捜索。居間で遺体を発見し、その場で3人を逮捕した。

 遺体は服を着た状態で布団の脇に横たわり、一部が白骨化していた。目立った外傷はなかったという。

 平成28年10月下旬には、真里子容疑者から「夫が退職金を渡さないので、家族でもめている」と110番通報があった。駆けつけた同署員に対し、桂容疑者ら姉妹は「2人で父親を羽交い締めにしたあと、母親が父親を殴った」などと説明。遺体で見つかったとみられる男性はこのとき、「家族で話し合うから大丈夫」と話し、ケガも確認されなかったことから、同署員はそのまま引き上げた。

 約1カ月後に同署員が暴力の再発などがないかマンションに確認に訪れた際は、男性は「金を家族に渡し、トラブルは解決した。暴力も振るわれていない」と説明したという。

最終更新:7/16(日) 23:58
産経新聞