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がーーん! 白身魚ってわからない

7/16(日) 11:10配信

朝日新聞デジタル

【クリトモのさかな道】

 週末、家族で千葉県の館山と、神奈川県の佐島に行ってきました。

 館山に行った一番の目的はおすし屋さん。夫婦でお世話になっている仲買の先輩に案内してもらい、館山のとあるおすし屋さんで娘も一緒に夕食をいただきました。娘がいたので、カウンターには座らず、娘と2人でお座敷席へ。オーダーは全て夫に任せました。

【写真】キンメと黒ムツ。脂ののった魚好きです

 通常、おすし屋さんに行くと、必ずカウンターに座り、大将とおしゃべりをして、魚の話を楽しむのが常。今回ははじめてお座敷席。出てくる魚、わかるかなあ……。と心配していたのですが、ガビーン、全然わからない! かろうじてわかったのは、タイ、マコガレイの昆布締め、しめサバ、キンメダイ、黒ムツ。残りはまーったくわからない! でもおいしいからいっか。

 で、娘がたいそうおいしそうにするので、娘が好きな白身魚を中心にわさび抜きで作ってもらいました。で、でてきたおすしを見て、またもがーーん! わからない! うーん、きっとアレはアレだよねっていうのがありますけど、外れていたら恥ずかしいのでやめておきます。たしかに、食べればわかるものもあります。でも、皮が付いていなかったり、魚体を見たりしないとやっぱり私、わかりません! 魚の勉強、もっともっとがんばらないと。はずかしいです……。

 さて、次の日の朝、早朝館山を出発して、一度東京へ戻ってから神奈川県の佐島へ。海水浴をしたり、プールで遊んだり、とにかく休日を満喫しました。夕方、渋滞を回避するために東京へ戻る時間を遅らせ、以前も行ったことのあるおすし屋さんで夕食を済ませることに。ここで食べたおすし、わかるものばかりだったからおいしさもひとしお! 

 中でもおいしかったのはブダイ、あぶりかます、イサキ! ブダイは食中毒をおこす魚として有名ですが、それはアオブダイ。パリトキシン様毒という猛毒が肝臓だけでなく体にもあるようです。だけど、ブダイ、肝が濃厚でおいしい! あと追加で食べたのは生マグロのすき身。脂が乗って量も食べ応えあり。うちの娘がほおばっていました。白身魚の区別がつかないことが発覚して残念な私ですが、週末おすしまみれ。最高でした!

<文・写真 栗原友>
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 東京・築地の魚屋で修業する料理家の栗原友さんが、旬の魚のおいしい食べ方や日本各地の海の幸の魅力をご紹介。シーフードの多彩な楽しみ方に、目からウロコのコラムです。
(朝日新聞デジタル &w)

朝日新聞社