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ホークス柳田、連日キング 計3発であっさり戴冠

7/16(日) 6:00配信

西日本スポーツ

 前夜、ホームラン競争6度目の挑戦で初優勝した。それがうそのようなスムーズ連覇だ。初戦は先攻鈴木が1本止まり。得票数で上回るため前夜の決勝同様、1本打った時点で勝った。決勝も先攻筒香が1本きり。得票数で下回っており、同点だと負けだが、3振目の右越え、4振目の右中間であっさり勝負あり。「今日は無理と思ってました」。3冠男にはちょっぴり物足りない?結末だった。

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 一見、楽勝だが、相手の苦戦に理由がある。柳田は「ここは上げたら全部、戻ってくる。あんまり上げないように」とコツの存在を示唆した。海風が逆風と集中の妨げになり、もとは好まない場所。実際、初本塁打まで32試合を要した分、攻略法を確立していた。

 「あとは松田さん。さすが、5度のゴールデングラブ賞はだてじゃない」と投手役に感謝した。鈴木と組んだ前夜の優勝後。通称熱男に「投げたい」と持ちかけられ、渋った。この日朝、名古屋を出発前に「松田さん、今日、投げるんすか?」と意思確認。「うん! 投げるよ!」と当然顔で、議論の余地はなかった。

 半信半疑で、フリー打撃前に試運転。すると、タイミングを取るだけで「いい!!」と声が出るほど打ちやすかった。2008年開始の本塁打競争、同じ年に2度の優勝は、11年中村(西武)、13年ブランコ(DeNA)に続き3例目。勝因を問われ、呼吸を整え「それはやはり、穏やかな心です」とドヤ顔を作った。

 ■菅野にマン振り三振

 試合にはプロで唯一経験のない2番で出場した。首位楽天のペゲーロを思わせる攻撃的打順。初回、菅野の152キロにヘルメットが脱げる強振で三振した。「真っすぐって宣言されたからエッ!と思って。クイックも球も速い。中途半端にいかずに、マン振りしようと。やられました。けど楽しかった。ちっちゃい頃の遊びでやった野球みたいな」と原風景を楽しんだ。

 3タコで退き初めて無安打の球宴になったが、魅力の詰まった2日間。この日の賞金50万円は松田と分けないと言う。「『いらん』って言うんで。ようけもらっとるから、いいでしょ」と笑った。「貯金ですよ!!」と怪気炎を上げた連夜のキング。球界13年ぶり三冠王の期待も背に、後半戦に挑む。

西日本スポーツ

最終更新:7/16(日) 6:00
西日本スポーツ

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