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おいしさ感動…“とろとろナス”寄居の新たな特産品へ 町も全面支援

7/16(日) 10:30配信

埼玉新聞

 町の新たな特産品にしようと、青ナス「寄居とろとろナス」の試食会が埼玉県寄居町赤浜の男衾コミュニティーセンターで開催された。とろとろナスの産地化を目指し、町も補助金を交付するなど全面的に支援している。

 とろとろナスは青ナスの一種。通常のナスよりも大きく長さが17、18センチ、重さは350グラムから400グラム。軸の付け根から中ほどまで、やや濃い緑色が垂れたような模様があるのが特徴だ。巾着形の県の伝統野菜「埼玉青大丸なす」に対し、長卵型をしている。

 地元の1軒の農家が知人から種をもらって栽培したところ、おいしさに感動。「何とか町の特産品にできないか」とJAふかやに相談し、JAの呼び掛けで町内10軒の農家が集まって、5月に「寄居町トロ茄子(なす)研究会」(竹沢国雄会長)が発足した。同研究会の各農家が20本ずつ計200本の苗を持ち帰って栽培し、6月下旬からの収穫と出荷にこぎ着けた。

 ナスは加熱すると、果肉が柔らかくなって美味。ふんわりとした食感も良く、皮も食べられる。中の果肉が緻密で水分が多いため、焼けば名前の通り、とろとろとなっておいしい。田楽やショウガじょうゆなどの和風だけでなく、チーズやベーコンなどを載せてオーブンで焼くといった洋風料理にも適している。

 同研究会の梅沢文範副会長(62)は「焼いて田楽みそを載せて食べるのが簡単にできるのでいち押し。今までのナスの食感と全然違ってとてもおいしいので、何とか広めていきたい」と話している。

 収穫は9月末ごろまで。1本150円から200円。寄居町内のJAふかや用土農産物直売センター、同寄居農産物直売所、同男衾農産物直売所の3カ所で販売している。

 問い合わせはJAふかや営農経済部(電話048・574・1159)か寄居町役場農林課(電話048・581・2121)へ。

最終更新:7/16(日) 10:30
埼玉新聞