ここから本文です

戦場カメラマンがモスル奪還作戦の写真を“無料”公開。そのワケは?

7/16(日) 18:30配信

ホウドウキョク

過激派組織「イスラム国(IS)」が実質支配していた、イラク第2の都市モスルの奪還作戦が成功したと先日、報じられた。
そんなモスルでの戦闘の様子を取材した、アメリカ出身の戦場カメラマンが現場での様子を収めた写真を画像共有サイトに公開している。

【写真】無料公開された現場での戦闘の様子

無料公開した理由は、どうせ誰も買ってくれないから

イラクの連邦警察がイスラム国と銃などを用いて戦闘している様子や、荒廃した街の様子、戦う兵士たちの表情、戦闘に巻き込まれた市民の様子などが映し出されている。

【画像は上記リンク参照】

これらの写真は、誰でも自由にダウンロードして使用することができるのだが、その理由はサイトの冒頭に載っている。

この結果、一部の海外メディアでも取り上げられるなど、閲覧数は47万回を超えている。

戦場カメラマンはハイリスクを負っているのに報われない

松村未央アナウンサー:
命がけで写真を撮っていても買い手がいない現状、いかがですか?

三浦瑠麗:
私は、紛争のことをブログに書くときに、写真はプロが撮ったものを買うんですけど、それはゲッティイメージズとかを通して、買うわけじゃないですか。

直接、買わないので、彼ら(戦場カメラマン)は必要な数の写真がサイトに並べられればそれでいいやって考える可能性はあって。どんなに撮っても、そのニュースを報じる頻度が限られている以上、それ以上はいらないよって言われるかもしれないし。

「芸術家的なカメラマン」と「報道用の写真を撮っているカメラマン」って被っていたりするので。芸術家として認められて初めて、自分の全作品を高いお金で買ってもらったり、並べてみんなに見てもらうことができるっていう。

これだけのハイリスクを負いながらも、報われない部分っていうのはあるんじゃないかなっていうのは思いますね。ただ、こういった写真っていうのはすっごいパワフルで、ブログでもこういうプロの写真を使うかどうかで全然違うんですよ、反応が。

今までは私、自分が撮った写真とか、関係ないお花の絵とかを使っていたりしたんですけど、やっぱり力を持って、こういう連邦警察の写真とかは自分じゃ撮れないじゃないですか。

本当はもっと気軽に、撮っている人から直接買えるようになればいいなぁっていうのが、今の私の希望ですね。

1/2ページ

最終更新:7/16(日) 18:30
ホウドウキョク