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大型トラック「緑の3連ランプ」の意味 キャビンの上のアレ、消えた理由は道路事情?

7/16(日) 16:10配信

乗りものニュース

消えたキャビンの上のアレ

 大型トラックにはかつて、緑色のみっつのランプの装備が義務付けられていました。場所は運転席があるキャビンの上で、みっつが横一列に並んでおり、ひとつ光るときもあれば、ふたつ、みっつと光るときもありました。

【写真】大型トラック、緑の「回転灯」の意味

 あのランプは何を意味していたのでしょうか。国土交通省 自動車局 技術政策課に聞きました。

――大型トラックのキャビンの上にあった、緑色のみっつ連なったランプには、どのような意味があったのでしょうか?

 前方から走ってくる大型トラックのスピードを周囲のクルマに知らせ、安全性の注意喚起を行っていました。

――どのようなタイミングで点灯するのでしょうか?

 対向車側から見て、右側のランプ、左側のランプ、中間のランプの順で点灯します。ひとつ点灯すると40km/h未満の速度、ふたつで40km/h以上60km/h未満の速度、みっつで60km/h以上を意味しています。

――なんという名前でしょうか?

 正式名称は「速度表示装置」といいますが、「速度表示灯」と呼ぶこともあります。

――いつごろから装備されていたのでしょうか?

 道路運送車両法で点灯義務が規定されたのは、1967(昭和42)年です。大型トラックのみが対象となりました。

――なぜ大型トラックのみなのでしょうか?

 点灯義務が規定された1967年当時の、大型トラックによる接触事故の状況を考慮したためだと考えられます。

道路インフラ整備が進み、点灯義務は廃止

――ランプの色が緑色だったのには、なにか理由があるのでしょうか?

 橙色のウィンカーや白色のバックランプなど、ほかのランプと識別できるようにしたためだと考えられます。

――最近見かけなくなりましたが、いつごろから無くなったのでしょうか?

 道路運送車両の保安基準の一部改正にともない、装備義務は2001(平成13)年に廃止となりました。速度表示装置を「備えなければいけない」から「備えることができる」「備えてもよい」という、義務から任意へと変わりました。

――なぜ保安基準が改正されたのでしょうか?

 道路インフラ整備が進んだことで、点灯義務が規定された1967年当時と比べ、事故防止の観点から点灯の効果が薄くなったからです。

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