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普賢岳災害の「恩返し」 福岡・朝倉に南島原市がボランティアバス

7/16(日) 9:40配信

長崎新聞

 南島原市と市社会福祉協議会は15日、同市民らを対象にした九州豪雨被災地支援の日帰りボランティアバスを運行した。応募した約20人が福岡県朝倉市で民家の泥出し作業などに汗を流した。
 同バスは、雲仙・普賢岳噴火災害時に全国から受けた支援に対する恩返しも込めて、17日まで3日間、日帰りで運行。参加者は朝倉市内で被災者の支援活動をする。3日間とも参加者は定員の約20人に達している。
 初日は同市杷木(はき)地区で民家5軒に分かれて約4時間、作業に当たった。屋内に高さ30センチ以上積もった泥をスコップで掘り、散乱した畳などとともに屋外に運び出した。
 昨年、熊本地震の被災家屋でも作業を手伝ったという南島原市深江町の県職員、市川栄治さん(53)は、80代男性方の2階建て民家で男性とその息子夫婦(広島県在住)、娘夫婦(朝倉市在住)と一緒に作業した。「男性は生活がままならず疲労もたまっているだろうに、笑顔で私らを気遣い、感謝してくれた。少しでも役に立ててよかった。若い人など、より多くの人にもこうしたボランティアを経験してほしい」と話した。

最終更新:7/16(日) 9:40
長崎新聞